8月27日にとしまえんで開催されたDDT路上プロレスの第3試合に出場し、クロちゃんによるヒザ(裏)舐め被害に遭った“闘うグラビアアイドル”こと杏ちゃむ。舞台が同園の流れるプールだったこともあり、試合直後の彼女はずぶ濡れ。そんな興奮冷めやらぬ様子の彼女に、激闘、また忌まわしい体験を振り返ってもらった。
「嫌ですよ、本当にイヤ!」
そう声を荒げた杏ちゃむが出場したのは、スーパー・ササダンゴ・マシン&中村圭吾&まなせゆうなvs彰人&渡瀬瑞基&杏ちゃむの6人タッグマッチ。舞台は8月いっぱいでの閉園が決定しているとしまえん(東京・練馬区)の流れるプールだった。
杏ちゃむは信州ガールズプロレスリングに所属して今年で3年目を迎える。その傍らで雑誌やDVDを中心にグラビアアイドルとしても活動しており、来月には5本目となるDVDを発売予定だという。
杏ちゃむは小学3年生の頃から空手を始め、その後、キックボクシングやムエタイ、柔術などの格闘技を経験している。きっかけは…
「幼馴なじみが空手をやろうということで誘われていったのですが、相手が先にやめてしまい、残ったのが自分でした」
現在、“闘うグラドル”としての活動の中心は東京・江東区の新木場だが、信州ガールズプロレスリング以外にも我闘雲舞(ガトームーブ)、さらにZERO1への女子枠での参戦などもあり、地方を転戦することもあるという。
そんな彼女にDDT路上プロレス参戦の話が舞い込んだのは本番の1週間前だった。
「ハードコアや路上プロレスが好きだったので嬉しかったのですが、まさか会場がプールとは…」
というのも、杏ちゃむは泳げないらしく、大のプール嫌い。曰く「仮にデートでプールに誘われても断るくらいの女なので(笑)」。とはいえ、この好機を逃すわけにもいかず「どこでも闘おうと思って」参戦を決断した。
ヒザ舐め暴走行為で強制退場となった安田大サーカスのクロちゃんとの対戦は直前に知ったらしく「え、何要員?」と思ったという。また問題のシーンについては「右ヒザ裏だと思います…。それ以上に、手の動きがス~って下から上がってくる感じがして…嫌ですよ、本当にイヤ!」と怒りを隠せない様子。その一方、やられたままでは怒りは収まらないとも。
「気持ち悪かったからこそ、(クロちゃんは流れるプールに流されて強制退場)流されるのではなく、ボコボコにしてやりたかった。今度一緒にリングに上がるのであれば、(被害に遭わないためにも)味方か、敵となってボコボコにしたい」
最後にクロちゃんへひと言を求めると、間髪入れずに「今度舐めたら、やっちゃうぞ。コノヤロウ」。やはり、かなりお怒りのようだ。