『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、タレントの伊集院光が登場し、ゲーム会社・SEGAのしくじりについて授業した。
【映像】SEGAがおしっこの軌道について綿密に調査する様子(※30分ごろ~)
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”に平成ノブシコブシの吉村崇、サバンナの高橋茂雄、乃木坂46の賀喜遥香、タレントの黒木ひかり、Da-iCEの花村想太らが出演。
業界初の革命的なゲームを生み出そうと、ボタンとレバーにこだわらない斬新なアーケードゲームを開発してきたSEGA。社員が会議の中で「男が人生で最初に握るコントローラーは何か」と追求した結果、「男の子に標準装備のコントローラー」と予想斜め上の答えに行き着いた。
そして、SEGA史上最大の問題作「トイレッツ」が誕生。「トイレッツ」は、主に居酒屋のトイレなどに設置されているゲームで、小便器についた的(まと)に尿を当てて遊ぶものだった。
しかし、尿は何度も出ないため1度しか遊べないことや、切羽詰まっているときにゲームをしたいと思えないことなどが問題となり、トイレッツはすぐに消えていった。
しくじりを重ねたSEGAだが、ゲームセンターにさまざまな「業界初」を成し遂げ、今では「世界のSEGA」になった。伊集院は「もし斬新な企画を『ちょっと待て』ってやってたら、SEGAは世界的なゲームメーカーにならなかったと思うんです」といい、「攻めるだけが挑戦ではない。攻めて得た実績を守り続ける挑戦も同じくらい大切」と語った。
さらに「チャレンジングなことはしていった方がいいけれど、アベレージを高めていったりとか、基本的なものを積み上げることが大事」と熱弁。最後に伊集院は「まさかトイレッツからこの教訓が出てくるとは思わなかった」といい、スタジオが笑いに包まれた。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)