次世代K-POPアーティスト誕生の過程を描く観察型リアリティー番組『I-LAND』#10が9月4日(金)ABEMAにて放送された。2人目の脱落者の発表に、アイランダーらも号泣の展開となった。

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友情を誓い合った後にまさか…タキの脱落にメンバー大号泣&SEVENTEEN登場に歓喜!ダンスを直伝
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 『I-LAND』は、CJ ENMのコンテンツ制作能力と、BTSTOMORROW X TOGETHERを生み出したアーティストプロデュース力を持つBig Hit Entertainmentが、次世代K-POPアーティストの発掘と育成のために2019年3月に設立した合弁会社BELIFT LAB(ビリーフラボ)の最初のプロジェクト。舞台となるのは外部から遮断されたハイテクシステム搭載の巨大な建物「I-LAND」で、理想のアイドルを誕生させるために3年間の企画と製作期間が投じられた。「トレーニングから生活、そしてステージ」をも可能とするこの建物の中で、世界各国から集まった志願者たちが、生き残りをかけた真剣勝負を繰り広げていく。パート1では、サバイバルの行方を別部屋から見守るプロデューサーを歌手のRAIN、ZICO、パン・シヒョクの3人が、ストーリーテラーを俳優のナムグン・ミンが務めてきた。現在はキム・ソヌ、イ・ヒスン、パク・ソンフン、タキ、ジェイク、ヤン・ジョンウォン、ダニエル、ハンビン、ケイ、ニキの11人がメンバー入りしている。

グローバル視聴者の【中間発表】、最下位のメンバーに驚き

 前回の放送では、2つのユニットに分かれパフォーマンスする2回目のテスト「相性テスト」を実施。このテストはグローバル視聴者の投票で順位が決まり、最下位11位となったアイランダーは脱落することになる。7日後に結果が発表される段階で、中間状況が公開された。

1位 キム・ソヌ
2位 イ・ヒスン
3位 パク・ソンフン
4位 タキ
5位 ジェイク
6位 ヤン・ジョンウォン
7位 ダニエル
8位 ハンビン
9位 ケイ
10位 ニキ
11位 ジェイ

 前回の順位とガラリと変わり、予想外の好順位に喜ぶものもいれば、思ったよりも下の順位となり複雑な表情を見せる者も。特にタキは前回のテストでは最下位、しかも2回目のテストが終わった後もプロデューサーから「心配」と言われていたが、グローバル投票では4位という高い順位に。逆に中間発表でまさかの最下位だったジェイは「(投票で順位が)ガラリと変わる」「心配」と不安を漏らしていた。

SEVENTEEN登場にメンバー大歓喜!

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 続けて3回目のテストの内容が発表された。次のテストは「コンセプトテスト」。5人ずつ2つのユニットに分かれパフォーマンスを見せるのだが、現在11人のため、グローバル投票の最終結果で11位だったアイランダーはステージに上がることができないという過酷なルールが通達された。衝撃を隠せないアイランダーたち。さらにユニットを決めるための小ミッションが課された。

 小ミッションは、ボーイズグループ「SEVENTEEN」の曲のカバー。雰囲気が違う2曲『Pretty U』と『HIT』だ。SEVENTEENのメンバーたちがモニターに登場し、「『Pretty U』はとてもさわやかな曲なので、さわやかな表情と演技が大事。もう一曲の『HIT』はパワフルなエネルギーに溢れた曲。一糸乱れぬ動作が重要です」とそれぞれのポイントを説明。またこのミッションで1位となったアイランダーには大きな特典があること、さらにSEVENTEENのメンバーが24時間後に視察に来ることが伝えられた。

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 それぞれのユニットに振り分けられ、短い時間のなか練習するアイランダーたち。そして24時間後、SEVENTEENから一部メンバーが視察に訪れた。『HIT』チーム、『Pretty U』チームの順で、この数時間に精一杯練習した成果をSEVENTEENの前で見せると、「本当にうまい。両ユニットとも短い時間にこれだけうまく見せてくれて僕たちも嬉しいし、すごいことだと思う」と称賛。そして1位のチームは『Pretty U』、その中から1位のアイランダーは「この曲がとても似合っていた」とソヌが選ばれた。1位の特典は3回目のテストの曲とメンバーを選ぶことができる。SEVENTEENのメンバーは「また会おう。楽しかったよ!」と言ってI-LANDを去っていった。

 この日の夜、アイランダーたちに、世界173カ国から見守るグローバル視聴者たちからのビデオメッセージとファンレターが届けられた。「頑張ってください!」「諦めないで」「いつも勇気と希望をもらっています」「ファイティン!」などアイランダー一人ひとりに向けたファンからの心のこもった熱いメッセージに、「他の先輩たちの話を聞くとファンから力をもらうという話があるけど、僕たちには理解できない話だった。でも今はそれが理解できた」「夢を見ている気がした」「I-LANDの中で存在できる理由はファンのおかげ」「1年前はただの学生だった自分に、いろんな国からいろんな人が応援してくれている」と、改めて頑張ろうと勇気づけられた様子を見せていた。

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3回目のテスト、気になるユニットメンバーは?

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 そして3回目のテスト「コンセプトテスト」の詳細が発表された。課題曲は『Chamber 5』と『Flame On』。プロデューサー陣の評価によって脱落者1人が決まる。1位のソヌが曲とメンバーを選び、以下のユニットでテストに臨むことになった。

『Chamber 5』ユニット
キム・ソヌ
ヤン・ジョンウォン
ジェイク
イ・ヒスン
タキ

『Flame On』ユニット
パク・ソンフン
ダニエル
ハンビン
ケイ
ニキ
ジェイ

 早速ポジション決めと練習に入る各ユニット。『Chamber 5』はリーダーのソヌがメンバーの振りを見ながら、「表情がかたい」「もうちょっと笑って」などフィードバックしながら、この曲のさわやかでキュートな世界観を表現するべく練習を重ねる。

 一方『Flame On』はリーダー決めで皆に推薦されたケイが、「たまにはリーダーじゃないポジションをやりたい。僕はソンフンがいいと思う」と推薦。「リーダーを他の人に譲るなんて、ケイ兄さんは変わった気がした」と後でソンフンも語っていたが、1番パートもハンビンを推すなど、他のメンバーへの気遣いを見せるケイ。結局1番パートは満場一致でケイになったが、後にケイは「僕が1番をやりたいと言ったら誰も意見できないと思った。他の仲間の意見も聞きたいと思った」とこの時の心境を明かしていた。また、2回目のテストの途中発表で最下位だったジェイは、自分が落ちるかもしれないとある程度覚悟していることをメンバーに告白。そして「だから3番パートを(僕と誰かで)2人でやるのはどうか」とチームを思えばこその提案を行なうなど、それぞれがチームメンバーを気遣う成長を伺わせていた。

 2人目の脱落者発表を前に、アイランダー一人ひとりが仲間たちに伝えたい言葉をビデオメッセージが届ける場面もあった。ケイはニキに「自信がなくなった時もあったけど、君がいたから成長できたし、すごく変われた気がする」、ジェイクからソンフンには「僕が辛い時、すごくケアしてくれたしありがたかった。君がしてくれたように、僕も君をずっと助けたい」、ソンフンからソヌへは「二人ともここまで残れて本当に不思議だし嬉しい。これからも明るいエネルギーを発散して」、ソヌからタキへは「僕は本当にタキが大好き。必ず一緒に成功して、旅行にも行ったり、本当の兄弟みたいに過ごそうね」など、それぞれへの思いのこもったメッセージを届けられると、皆で一緒に見ていたアイランダーたちは涙ぐみながら改めてこれまでに育まれた友情を噛み締めていた。そしてヒスンは、「とにかくここで誰かはデビューできなくなるかもしれないけど、僕もI-LANDのメンバーをこんなに好きだってことに(改めて)気付かされた。残りの時間も頑張って、誰が脱落したとしても、いい思い出を作ったという思いを持てるように、後悔なく最後までやろう」と言葉をかけていた。

脱落はタキ、声を震わせ「本当に感謝」ニキは号泣

 そしてついに2回目のテストの結果が発表された。

1位 キム・ソヌ(170万5287票)
2位 イ・ヒスン(159万2834票)
3位 ジェイ(153万5928票)
4位 ハンビン(141万5420票)
5位 パク・ソンフン(129万8204票)
6位 ケイ(118万2411票)
7位 ジェイク(115万11132票)
8位 ヤン・ジョンウォン(108万3305票)
9位 ニキ(89万2664票)
10位 ダニエル(82万8473票)
11位 タキ(76万2679票)

 最下位となり脱落が決定したタキは、「前回のテストも最下位でしたが、前回は僕は免除特典があったため、代わりにゴヌ兄さんが落ちました。僕はもっとうまくやらなきゃいけなかったけど、できずに残念です。でも夢を諦めず、プロデューサーから受けた指摘をもっと理解して、練習して、次の機会にはもっとうまくやりたいと思っています。本当に感謝しています」と最後の言葉を述べると、パンプロデューサーは「夢を叶えられるようにサポートしたいと思ったけど、I-LANDに参加するのが(君に)合っているのか、かなり悩みました。もっと才能を磨く時間を与えた方がいいのではないか、ここで競争しながら学ぶことが合っているのかどうか悩みました。僕が思うに、君はかわいくてもっとうまくできると思うんだけど、ステージに立つとその魅力をうまくアピールできなかった。でもベストを尽くせば夢は叶うと思います。頑張ってください。本当にお疲れ様でした」とねぎらいの言葉を寄せた。

 別部屋で見守っていた仲間たちもこの展開に涙を見せ、特に同じ日本出身のニキは号泣。同じく日本出身のケイも泣きながらニキの肩を抱いていた。戻ってきたタキは皆に抱きしめられながら「お兄さんたちと一緒にもっと練習したかったけど叶わなかった。次のテスト、必ず応援しているから、頑張ってくださいね」と気持ちを伝えていた。

 残るは10人。次回はいよいよ3回目のテスト「コンセプトテスト」が行われる。このテストで残留する9人が、生放送のファイナルステージに挑むことになる。タキが抜けたことでコンセプトテストのユニットメンバーの入れ替えという混乱も予想される中、果たして3人目の脱落者は誰になるのか……。『I-LAND』#11は、9月11日(金)よる11時~日韓同時・独占無料放送。

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