動画作品を自身のチャンネルに公開して、広告収益を得て活動する人気YouTuberたち。芸能界でも有名タレントやお笑い芸人がYouTuberに挑戦するなど、参入が相次いでいる。そんな中、TwitterでYouTubeの“ある悩み”を公開したご当地キャラクターが話題を集めている。
投稿主は香川県・高松琴平電気鉄道(通称:ことでん)の公式ご当地キャラクター、ことちゃん。ことちゃんは、今年5月に公式YouTubeのアカウントを開設し、9月18日までに40本以上の動画を公開している。
しかし、ことちゃんが16日にTwitterで投稿した内容を見てみると「動画は増えてますがさいきん登録者が伸びず、会社から『意味あんのか?』と冷たい目でみられてます…」と、切実な悩みを吐露。「Twitterフォロワーのみなさんの5人に1人がチャンネル登録してくれたら、ぼくのノルマの1万人になるんです…妻と子供においしいうどんを食べさせたいんです…」と訴えた。
Twitterのフォロワーも5万人を超え、今回のお願いツイートにも約1200いいねが集まったが、それでもチャンネル登録者数は約6700人(※数字は全て9月18日13時現在のもの)と伸び悩んでいることちゃん。大人の事情により2002年に誕生し、初のイルカ駅員として勤務しており、大好物は釜玉(うどん)。2013年には全国ご当地キャラ総選挙で3位に入賞している実力の持ち主だ。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」では、ツイートをしたことちゃんを直接取材。「家族を養うために会社から“チャンネル登録者数1万人”というノルマを設定されました」と投稿の経緯をコメントした。「1万人を達成するとご褒美をもらえるかどうか分かりませんが、とにかく達成してから交渉してみようと思います」と心境を語っている。
番組スタッフが「ことでん」の担当者にも話を聞くと「コロナウイルスの影響で家で過ごされる方が多くなり、外出したくてもできない方々に何か面白いものを提供できないかと思い、YouTubeチャンネルを開設しました」と説明。「鉄道ファンのみならず、今まで『ことでん』を知らなかった方に知っていただけるよう頑張っていきたいです」と熱意を明かした。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
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