元AV女優でタレントの蒼井そらは、昨年双子の男の子の母親になった。自身のブログは“双子ママ奮闘日記”と名付けたいくらい、元気な愛息子二人と向き合う新米ママの日々を飾らない言葉で記している。だが妊娠を公表した当時はバッシングもあった。しかし蒼井は「それはそれで言わせておけばいい」と強がりではない自信を持って断言する。なぜならば、息子二人に真剣に向き合う母親としての覚悟を持っているからだ。

 “親がAV女優って可哀想”。そんな批判を今でも聞くことがある。蒼井は「それはそれで言わせておけばいいと思っています。過去は消せるものではないし、消そうとも思いません。なぜならば自分は今が幸せだからです」と笑顔を見せる。自身の道のりを子供たちが知るときはいつかくる。「子供が成長する中でいつかは知るだろうという感覚はあります。でも自分から『実はお母さんね…』と言うつもりもありません。そのためには、あえて話さなくても分かり合えるような強い絆で結ばれた親子関係を築いていかなければと思っています」。

 ママになって約1年が過ぎた。子供たちからは生きている実感を与えられてる。「しっかり1年生きて、日々を過ごしてきた実感があります。双子のママは記憶がないくらい大変と言われるけれど、お母さんや保育士の資格を持つ妹などが手伝ってくれたこともあって、しっかり子供たちと向き合って子育てができていると思います。独身時代とは違って、『一週間しっかり生きたぞー!』の連続。エネルギッシュに毎日を生きている感じ。日々が密です」と生まれ変わった心地だ。

 双子の男の子だけに大変さは2倍で「買い物もあっちにいたり、こっちにいったり。そがれ×2なので『もう、どうしよう!』という感じ。一人をおんぶしてないのともう一人を見れないので、ベビーカーに乗っていた時代の方が楽」と苦笑い。とはいえ同時に幸せも2倍。「なにをやっていても可愛い。車の運転中に後部座席のチャイルドシートにちょこんと座っている二人を見ただけで…胸がキュン。寝てるの?寝てるの?寝ているだけで可愛い~!みたいな」と親バカを自認している。

 幸せを感じるのは「子供たちがバイバイと言えるようになったり、『パプリカ』を聴いて振り付けを踊ろうとしたり」と些細な成長を目にしたときで「おやつを食べるときに『座って』と言うと座ってくれたり、まだしっかりとした言葉は喋らないけれど、理解しているんだと思うとすべてが愛おしい。最近は私が『くるくるニャン子、くるニャン子』というとクルクル回るようになりました。なにその遊び!?という感じですよね」と嬉しそう。

 今の“肝っ玉母さん”ぶりは自分でも想像できなかった。「そもそも早起きなんてできないと思っていましたから。今日なんかいきなり朝3時に起こされて5時まで遊びました。眠いのに眠らせてくれない…。なんでこの時間に覚醒するの!?と思いながらも。もはやいい目覚ましです。毎日が勉強。そしてそんな毎日がまた楽しい」と慈愛に満ちた母親の表情。愛息子二人としっかり向き合っている。

 蒼井は、配信中のABEMAオリジナル連続ドラマ『17.3 about a sex』の副音声番組『本当は知りたいセックスのこと!バービーとウチらの「17.3 about a sex」~特別版~』にゲストとして出演。「性教育というテーマでこんなに面白いドラマが作れるんだ!?と驚くとともに、見入ってしましました。大事なことであるはずなのに、今までなかったのが不思議」と太鼓判。自身の息子に対する性教育の方針については「12歳になったら、避妊についての必要性は伝えたい。私としては中学生から大人。嫌がるとは思うけれど『コンドームはここに置いておくからね!』みたいなオープンな雰囲気で性教育に接していきたい」としっかりとしたビジョンを思い描いている。

テキスト:石井隼人
写真:mayuko yamaguchi

17.3 about a sex
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