過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験を教えてくれる『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)。
ABEMAでは今回珠玉の授業を振り返る『しくじりクラシック』をオンエア。タレントの新山千春が“主婦層に嫌われちゃった先生”として登壇し、2015年に“神回”と大反響を呼んだ授業を改めてお届け。番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、あき竹城、いとうあさこ、伊集院光、中村昌也、堀田茜が登場した(※内容は2015年10月12日に放送されたもの)。
自身のオフィシャルブログで、売り物のコロッケを会計前に娘が食べてしまったことを紹介し炎上、娘を自転車に乗せるときにヘルメットを被らせていなかった写真を公開し炎上などといった、数々の“しくじり”を繰り返した新山。
しかし、新山はそんな批判の声には負けず、多いときは月に約170本のブログを投稿。1日に10投稿を行った日もあったという。だが“鬼女”(ネットの掲示板などで使われる「既婚女性」の略の当て字)と呼ばれる一部の主婦層から目をつけられた新山のブログには、投稿の度に心傷つくコメントが寄せられるようになってしまう。
批判コメントが日常的になると、新山の心にも変化が訪れた。なんと、批判コメントに慣れてきてしまったのだ。
新山自身はそんなマインドだったが、所属する事務所スタッフは炎上が続いている状況を心配した。新山に対し、「コメント欄を削除しませんか?」と提案がしたそうだが、しかし新山は「やめて! アクセス数が減るじゃない」と断固拒否。
当時、新山のブログはブログサービスの人気ランキングで1位、2位を争うほどのコンテンツに成長。また、アクセス数が多いブログの特徴として“コメント欄がある”という点が挙げられる。つまり、コメントを書いた人がリアクションをチェックしにくる、それによってブログのアクセス数が増加するという流れがあるのだ。
この説明を受け、吉村が「これ、禁じ手なアクセス数の取り方ですよね?」とコメントすると、新山は「でも炎上するやりとりすると、本当にブログのアクセス数があがるんです」と目を血走らせながら説明。担任役の若林が「やっぱりランキング1位を取りたかった?」と質問すると、新山は「1位を取りたかったですね。どうしても上位を守りたかったんです」と素直に答えていた。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)
※内容は2015年10月12日に放送されたもの