「本日休みます」など、臨時休業の際によく使われる店先の貼り紙。先日、とある中華料理屋の貼り紙がTwitterで大きな話題を呼んだ。
Mr.tsubaking(@Mr_tsubaking)さんのツイートによると、近所の中華料理屋のおじいちゃん店主が腰痛のため臨時休業を告げる貼り紙を店先に出したという。SNSなどはやっていない店主だが、この貼り紙には手書きで「お大事に!」「早くよくなってね」「まってるよ!」などの温かい”リプライ”が寄せられていたのだそう。
昨今、SNSでの心無い誹謗中傷などが物議を醸している中、温かいコメントに溢れた貼り紙を見て温かい気持ちになった人も多かったようだ。このツイートは「これが人情ってやつですよ!」「愛されてるなぁ…店主の人柄が分かるようだ」「あれ、涙が。。。」「SNSもこういう風に使われるべきなんだよな~(涙)」などのコメントと共に2万リツイートと12万を超えるいいねを集める大反響となった。
ニュース番組「ABEMAヒルズ」が投稿者に話を聞いたところ、話題となった中華料理屋は「肉丼」が美味しく「日替わり定食」が人気だそうで、高い位置でずっと流れるテレビの音声がBGMとなっているような店だという。年配の夫婦で切り盛りしており、店主は小柄で誰とでもたくさん話すようなタイプではないものの、常連が来ると愛らしい微笑みを向けてくれるのだと明かした。さらに、投稿の反響について「グルメサイトの数値に出ないようなお店の魅力がこうやって伝わるのは良いことだと思います。私は書きこそしませんでしたがご回復を心より願っています」とコメントした。
MCの柴田阿弥アナウンサーは「お店の人が愛されているのがよくわかりますね」とほっこりした様子。コメンテーターでジーンクエスト代表取締役の高橋祥子氏も「いいですね。Twitterもこういう世界になれば平和になるかなと思います」と話した。
(ABEMA/「ABEMAヒルズ」より)
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