「誰を好きになってもバカにされる理由はない」「隠す理由もない」「他人にとやかく言われる筋合いもない」。もしかしたら最も胸を打つ回かもしれない。“性”に対する疑問や悩みに、仲良し3人組女子高生が体当たりするABEMAオリジナルの連続ドラマ『17.3 about a sex』の第5話では、性別以上に“人として惹かれた人を好きになる”ことの大切さを説く。

「あなたのことが知りたい」名言連発の『17.3 about a sex』 人を好きになることの本当の意味とは
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 同級生の朝日悠(水沢林太郎)は、咲良(永瀬莉子)に好意を伝えると同時に、自分がバイセクシャルであることも告白する。しかしその事実が何者かの手によってネット上に拡散。朝日は学校で好奇の目に晒される。当事者の了解なしに性的指向や性自認を第三者に暴露するアウティングの被害者となった朝日は、親友に口外したことを反省し落ち込む咲良のためにカミングアウト動画を配信。そこでの朝日のメッセージの数々が深く心に染みわたる。

「あなたのことが知りたい」名言連発の『17.3 about a sex』 人を好きになることの本当の意味とは

 「誰を好きになってもバカにされる理由はない」「隠す理由もない」「他人にとやかく言われる筋合いもない」「僕は人として惹かれた人を好きになる」「どんなことを言われようと、僕は僕」。「俺のこと好きになられたらどうしよう」などと、差別的発言をする無知な同級生たちには「程度の低いことを言う奴はどうでもいい」「人としてまず好きになれないから安心して」と力強く宣言。ハッとさせるような名言ばかりが飛び出す。

 ありのままの自分をさらけ出し、しっかりと地に足を着ける朝日の姿に咲良の価値観もガラッと変化。見た目や性別、性的指向だけでの判断ではなく、そのすべてを含めた一人の人間としての魅力に惹かれる自分に気づく。お互いに「あなたのことが知りたい」と言い合う咲良と朝日の告白シーンは、既存のラブストーリーにはない清々しさと深みがある。そもそも朝日がカミングアウト動画を配信したのも、今最も大切にしたい人=咲良を自責の念から救うため。「守りたい!」という強い気持ちに突き動かされた朝日の決断が胸を打つ。

「あなたのことが知りたい」名言連発の『17.3 about a sex』 人を好きになることの本当の意味とは

 そんな朝日との出会いを通してバイセクシャルという性的指向を知った咲良は、自分のように“普通”とされる異性愛者にもヘテロセクシャルという呼び名があることを教えられる。セクシャリティも十人十色。当たり前も人によっては当たり前じゃない。重要なのは相手を正しく知ること。“人として惹かれた人を好きになる”のは簡単?それとも難しい?咲良の姿を通して一緒に考えてほしい。

17.3 about a sex - 本編 - 1話
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17.3 about a sex - 本編 - 2話
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17.3 about a sex - 本編 - 3話
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17.3 about a sex - 本編 - 4話
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17.3 about a sex - 本編 - 5話
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