テレビ朝日の田中萌アナウンサーが、自身がキャスターを務める『ABEMA Morning』(平日朝7時~)をきょうで卒業。番組エンディングの視聴者への挨拶では、涙を流す場面もあった。
2018年4月の番組開始時から2年半、キャスターを務めてきた田中アナ。田中アナにとって初のメインキャスターとなる番組で、様々な企画やロケ、取材を行ってきたほか、視聴者のコメントを紹介するコーナーでは“素の自分”をさらけ出してきた。
出演最後のこの日のコメントテーマは「田中萌へ一言」。「コメント読んでもらえた日は良い日でした。あの適当コメが聞けないなんて…涙」「これからも自然体を貫いて下さい」「悲しすぎて画面がぼやけて見えづらいです」「萌ちゃんのおはようが聞きたくて朝型の生活になりました。ありがとう」と寄せられたコメントを自身で読み上げると、田中アナは「ここのコーナーだけは、素の自分でやるようにしてみたんです」と明かした。
また、初回放送や初取材、熊本地震の被災地取材、Jリーグでのチアダンス披露など、過去の映像を振り返る場面も。田中アナは「スタート当初は毎日が放送事故ギリギリのような日々でしたけど、いろいろロケに行って拙い食レポをしたりして。被災地に取材行って自分の目で見たことは、今後のアナウンサーとしての生き方に影響を受けました。いろいろあった2年半でした」と感慨深げに語った。
また、最後は「視聴者の方とコメントでつながるというのは、最初は怖いと思っていたんですけど、皆さん本当にあたたかく迎えてくれてありがとうございました。私のこの感情が出にくいところも、『テキトー』『塩対応』といろいろ言ってくださったのも、本当にありがたいなと思っています」と涙の挨拶で締めくくった。
田中アナは『ABEMAヒルズ』(平日昼12時~)には引き続き出演。『ABEMA Morning』については、同番組で別曜日を担当しているテレビ朝日の住田紗里アナウンサーと並木万里菜アナウンサーが務める。
(ABEMA/『ABEMA Morning』より)