中国・安徽省の駅で9月30日に撮影された、見渡す限りの人、人、人の姿。3密回避はどこへやら、“超密”な状態だ。
建国記念日に当たる「国慶節」の大型連休は、「中秋節」が重なって例年よりも長い8日間に。延べ6億人が移動するとされている。
世界遺産の「故宮」にも、朝早くから多くの人が訪れた。今年は新型コロナウイルスの感染対策として1日3万人までの予約制だが、すでに連休中の入場券は完売したという。
大手旅行サイトの調査では、新型コロナが最初に拡大した湖北省・武漢の市場から、車で20分ほどの「黄鶴楼」の人気が最も高いということだ。
一方、渋滞する高速道路では驚きの光景が広がっていた。車を降り、路上で歌ったり、集団で踊りだす人たち。中には、まな板や包丁などを使い、本格的な料理をする人たちの姿もある。さらには、釣りをする人まで。全く動き出す気配のない車をよそに、それぞれが暇つぶしに没頭しているのだ。
また、車のクラクションを鳴らし合って暇つぶしをする人たちも。危険な時に鳴らすクラクションを使って、楽しそうにコミュニケーションをとっていた。
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