将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が10月2日に行われ、野月浩貴八段(47)が藤森哲也五段(33)に126手で勝利、二次予選進出を決めた。
先手の藤森五段が左美濃、後手の野月八段が矢倉で始まった対局は、中盤から藤森五段のペースで進んだが、野月八段が徐々に挽回し逆転。その後の攻め合いで一瞬、再逆転を許したかに見えたが、その後は豊富な持ち駒を活かして上部脱出を図ろうとする藤森玉を逃さず仕留めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)