毎週日曜日よる9時~放送中の、ダンス・ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBEの青春応援バラエティ番組ABEMA『GENERATIONS高校TV』。4日は生放送で「黒染めしちゃうぞ 小森隼金髪卒業SP! 」をお届け。隼はこの日、トレードマークの金髪を卒業宣言。番組内でメンバーに黒染めしてもらうという企画で、メンバーと母親から“金髪の隼”へメッセージが贈られた。
▶映像:金髪を卒業する小森隼、メンバーたちのメッセージに号泣…お母さんからの手紙も
メンバーからの手紙に隼が涙… 亜嵐しみじみ「誇らしい」
いよいよ髪染め式。メンバーが1人1人書いてきた手紙を読み、少しずつ染めていく。亜嵐は、隼がお昼の国民的番組へのレギュラーに決定したという報を聞いた時、「自分ごとのように嬉しかった」という。「なぜなら、ラジオをはじめ、喋る仕事ということにたいして貪欲な姿勢をとても身近で見ていたから」で、「そして、チャームポイントでもあり、そんな金髪を捨ててまで得たものは、隼の未来を明るく黄金色のみならず世界中すべての色を集めたくらい色鮮やかなものになるでしょう」とこれからの隼に期待。
そして「高校時代からの後輩で、あんなにお調子者だった隼がお昼のテレビ番組のレギュラー。そして夜はラジオで学生のお悩み相談相手。声を大にして伝えます。同じメンバーとして、とても誇らしいです。金髪小森、おつかれさま。よろしく、黒髪小森」と結んだ。一発目から、隼は目がウルウル。「あー、俺、耐えられないかもしれない、生放送」と号泣の予感で、そんな隼に玲於は「かわいい」と面白がった。
龍友「君にとっては特大のニュース」に泣き笑い
龍友は「たかだか髪染めるだけやで!?」とツッコミつつ、「ずっと黒髪の僕からしたら、たいしたニュースでもありませんが、きっと君にとっては特大のニュースなことでしょう」と切り出すと、一同は大笑い。さらに「有名になっても僕のこと、忘れないでね いっぱい僕とも遊んでね。ほんとは誰よりも僕がいちばん早起きで“アサナンデス”やけどな」とギャグっぽく続けた龍友は、さらに下ネタも。こんな時にも龍友らしさ全開にしつつ、「ダンスもラジオも役者もがんばってな」「卒業おめでとう」と言葉をかけた。
裕太のガチ手紙に、亜嵐ももらい泣き
裕太は「もう金髪の隼を見ることがないと思うと、少し寂しい気もするけど、これからの黒髪隼の活躍がめちゃくちゃ楽しみです」と前置き。そして、デビューしてから自分と隼が派手な髪色をすることが多かったことに言及した。
「隼が赤髪のときは僕が金髪で、僕が赤髪のときは隼が金髪で。メンバーからロンドンブーツ1号2号じゃなくて『エンジニアブーツ3号4号』って呼ばれていましたね。僕はあの呼び方、結構気にいっていました」と振り返る裕太は、「お互い初めての映画のときに兄弟役を演じたり、ライブのときには一緒にアクロバットに挑戦したり、2人でいる時間が長かったような気がします」と回想。「正直映画のときもアクロバットのときも、隼は裕太くんに助けられたっていってくれるけど、助けられたのは僕のほうだと思っています。映画で僕より多いセリフを一生懸命覚えて頑張る姿、アクロバットで僕がコークスクリュー成功したときに自分ごとのように喜んでくれたり、思い返せばいっぱい助けられてきました」「失敗すれば大怪我につながるアクロバットで、ここまで怪我なくこれているのは、隼の存在がめちゃくちゃ大きいと思っています。これからも隼が何かやるときには、とことん隣でいっしょに歩かせてもらいます。髪色が変わってしまっても、僕のなかではずっと『エンジニアブーツ3号4号』です。これからもよろしくな、愛してるぞ」
と、いつになくマジな裕太の手紙に、最初は「裕太くんの手紙には泣かない」と言っていた隼も耐えきれず、鼻をすすりあげて「きついわ…」と感涙。亜嵐も感じるところがあったようで、目頭をそっと押さえていた。
涼太、隼のテレビ番組レギュラーは「努力の賜物」
涼太は、「隼がずっとずっと目指していた(テレビ)番組のレギュラーまでたどり着く姿には大きな驚きと刺激をもらいました。努力の賜物。本当にすごいと思います」と称賛。やんちゃなメンバーにも「しっかり向き合い、一生懸命接してくれている隼に心から感謝しています、そして尊敬しています。金髪よりも強くて丈夫な武器を手に入れた隼を心より応援しています」と述べると、隼へのエールとして拍手が沸き起こった。
同じ金髪キャラのメンディー、「心から祝福」
メンディーは、同じ金髪キャラ、「美容院で共に何時間も痛みに耐えながら頭皮をいじめ抜いた」仲間として、「隼の新たな門出を心から祝福しています」と祝福。一抹の寂しさはあるものの、イメージが大事な芸能界で、それを変える決断をした隼を「本当に誇らしく思います」と称えたうえで、「これからも、隼のことを応援しつづけますし、もしまた戻って来たいのであれば一緒に美容院でまた頭皮をいじめ抜きましょう。本当におめでとう!」と締めくくった。
最年少コンビの玲於、「双子の兄弟のような気持ち」
ラストは玲於。「初めて会ったときは小学校5年生のときでしょうか。10歳と11歳でしたね」と、隼との出会いを振り返った。EXILEがエイベックスのフェスに出たとき、一緒にバックダンサーとしてステージに立っていた2人。代々木第一体育館の楽屋のトイレで隼が玲於に話しかけたのだといい、「そこから考えると僕たちもたくさんの時間をともにし、大人になりましたね」としみじみ。
高校受験直前、隼が「ラストチャンス」だと人生を懸けていたことなど、出会ってからもう15年人生をともにしている隼に、玲於は「双子の兄弟のような気持ちで手を取り合いながら、(今後も)人生をともにしていきましょう」と呼びかけ、「今日言っておきたいことがあります。君の葬式は、僕が盛大にやるよ」と言って手紙を読み終えた。苦楽をともにしてきた玲於の言葉を聞いた隼は、顔を覆ってしまうほど真っ赤な目と鼻。「いやぁもう言葉にならないですね。こんな日になるなんて思ってなかったので、もう嬉しくてしょうがないですね」と感動しきりだ。
隼の母からも手紙が!
最後に、まだサプライズがあった。隼の母・久実子さんからも手紙が届けられていたのだ。「いつもGENE高をご覧の皆様、スタッフの皆様、GENERATIONSメンバーの皆様、小森隼の母、小森久実子です」と、久実子さんからの手紙を代読し始めた涼太に、隼は目が点。「隼が初めてダンスをやりたいと言ったのは10歳の時。一緒に行ったEXILEのライブ会場で、EXPGの体験レッスンの案内を受け取ったのがきっかけでしたね。初めて行ったレッスンで自分より小さな子達が上手にダンスを踊る姿を見て帰って来た夜、何も出来なかった自分が悔しくて「どうしてもやりたい!」と初めて必死に頼み込んできた君の姿を今でも思い出します」と、隼がダンスを始めた当時のことを述懐。そして、初めて隼が金髪になったのは12歳のときだったと回想し、「経緯はよく覚えてませんが、EXILE LIVETOUR 2007 EVOLUTIONに参加させて頂くことが決まり、自分なりにキャラ作りをしたかったのかもしれませんね」と推察し、「金髪になった君を初めて見た母は「あら!!いい感じ!すごく似合ってる!」と思ったような気がします。恐らく…」と懐かしそうに振り返った。最後は「新しく生まれ変わる小森隼に期待しています。だから黒髪になっても大丈夫!! 母の言葉を信じて! 卒業 おめでとう!!」と締めくくり、改めて大きな拍手が沸き起こった。
「染めるだけ」ではあるが、玲於は「大人になってからの隼の苦労だったり努力っていうのをすごく見てきたから、ただ黒く染めるだけなんだけど、はたから見たら、意外と深いテーマがいっぱいあるなって」と、隼の金髪には歴史とメンバーそれぞれの想いが詰まっていることを示唆。亜嵐も「こういう機会がないとこういうこと言えるタイミングもないからね」とうなずいた。
最後に隼は「自分一人のことなんですけど、実は自分一人じゃないなっていうのをすごく感じましたし、見てくださっている皆さんもそうですけど、何よりも身近にこんなにも僕のことを支えてくれている人がいて…。で、本当に今日を通して改めて自分って幸せものだなっていうふうにも感じたので、ここから新しい自分の第一歩として頑張っていきたいと思います!」と気合い充分。涙あり笑いあり、感動の金髪卒業回となった。
次回『GENERATIONS高校TV』は10月11日よる10時~放送。
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