業界に新風を巻き起こした企業の“エポックメイキング”なアイデアを題材に、プレゼン能力の高い芸能人が教訓をプレゼンしていく『エポック先生』(テレビ朝日系)が放送された。

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 エポックメイキングとは「画期的」という意味の言葉。ふだん当たり前に使っている商品やサービスは、企業のエポックメイキングなアイデアから作られている。働くすべての人のためになる「教訓」を人気芸能人がプレゼン。今回は「ピザハット」をメイプル超合金・カズレーザー、「スシロー」を伊集院光がプレゼンした。

 2019年には1991億円を売り上げ、回転寿司業界1位を獲得したスシロー。伊集院が「粗品君はスシローによく行く?」と質問すると、粗品は「何を隠そう、霜降り明星がコンビ結成したのスシローなんですよ」と告白。出演者からは驚きの声が上がった。

粗品「どうしてもせいやと組みたかった」回転寿司屋で語り合った過去 霜降り明星、コンビ結成秘話
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 粗品は「どうしてもこいつ(せいや)と組みたくて、『飯どこ行く?』って聞いたら、せいやが大のスシローファンで……」と明かし、「スシロー行って大事な話して。お世話になってます」と、コンビ結成秘話を語った。

 スシローはもともと「鯛すし」という大阪にある小さな寿司屋だった。創業者の清水義雄氏の信念は「安くてうまい寿司を食べてもらいたい」。そのため、一般的な飲食店では、原価率が30%程度だが、鯛すしでは50%に設定されていた。原価率とは、売上に対する原価の比率を表したものだ。

 その後、清水氏はスシローの前身となる回転寿司屋「すし太郎」をオープン。関西圏で大人気の回転寿司屋に成長し、2000年に「スシロー」に改名した。翌年には東京へ進出し、絶対王者の「かっぱ寿司」、勢いのある「くら寿司」といった強力な回転寿司屋と戦うことに。

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 ここで伊集院光が霜降り明星に「お笑い界でいうとどんな感じ? 自分たちをスシローとするなら」と質問。せいやは「僕らのM-1のときは、(絶対王者は)和牛さんじゃないですかね。ずっと優勝するって言われてた」といい、「くら寿司はミキ」と例えた。続けて「僕らの漫才めっちゃ動いてもウケが少ない、原価率が合わんときあります」「ちょうどスシローさんと(同じ)」とコメントし、笑いを誘った。

(「エポック先生」#2 より)

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