「10月20日から少なくとも大統領選の投票が行われる週まで、次の変更を行います」
アメリカ大統領選挙まで1カ月を切る中、Twitterは選挙に関する誤った情報が拡散しないようにするための措置を発表した。それは、他人の投稿を拡散する「リツイート」機能についてだ。
リツイートボタンを押すと、利用者自身のコメントを付けて投稿する「引用ツイート」の画面が表示されようになる。コメントせずに送信すると、通常のリツイートとして表示。Twitterはなぜ拡散するのか考え、自分の考えや反応を加えることを推奨したいとしている。
「単にRTしたい方にとっては面倒なステップではありますが、当該ツイートが安易に拡散されるよりも、ご自身の見解、それに対する反応など、会話の文脈が理解しやすくなりより有意義なものになることを期待しています」(Twitter Japanのツイート)
Twitterはほかにもデマ対策を発表している。フォローしていない人の「いいね」やフォロー情報がタイムラインに表示されなくなるというものだ。自身のネットワーク外のいいねがしっかりと考慮された上でされているとは限らないため、非表示とすることにしたという。
この変更された一連の機能についてインターネット上では、「引用リツイートが推奨されていくなら、俺もこれからは使うようにしよう」「引用リツイートをコメント無しで投稿したら普通のリツイートになるってあんまり知られてないと思う」「コメントを全く入れなかったら違反扱いされないかちょっと心配です」といった声があがっている。
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