女子スポーツ選手に対する性的な意図を持った撮影。選手や関係者を悩ませてきた問題について、日本オリンピック委員会(JOC)が選手の環境を守るため対策に乗り出すと共同通信が伝えた。
JOCは中高生や全国に広がる問題を踏まえ、各競技団体へ実態把握のヒアリングを実施。日本スポーツ協会や全国高等学校体育連盟などとも連携を目指し、連名で被害防止の声明文を出すなど具体策の検討に入るということだ。
問題視されているのが、競技会場で性的な意図で写真を撮影されたり、SNSなどにみだらな文章や画像を拡散されたりしている現状。今年8月ごろには、複数の現役女子選手から日本陸上競技連盟のアスリート委員会へ相談があったという。
女性アスリートが声を上げJOCが動き始めた今回のニュースについて、ネット上では「陸上競技に本当にあそこまで露出が必要なのかなって思う」「こういうの撮る人ってだいたい全くの部外者だから、そもそも関係者以外撮影禁止でいいと思う」「やっぱり見に行った選手の姿やプレーを撮りたいし、スポーツが好きならそれが自分のプレーの参考になったりするし、また思い出にもなる」「競技団体はそれぞれ独自で対策取っているので、効力ある統一企画が出される事を期待」など様々な意見が出ている。
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