17日(土)、ABEMAにて、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品&せいやによる特別番組『リアルタイムドッキリ!今夜あなたも共犯者 今日は芸人最悪の日!』が配信。M-1王者・ミルクボーイが、「倍以上稼げる適職が他にあるとわかったら、お笑い芸人をやめますか」という芸人魂を試すドッキリに遭い、どんな反応を見せるのかリアルタイムで配信された。
ミルクボーイ・駒場孝&内海崇は、吉本興行から「大事な話がある」と呼び出され、仕掛け人のFUJIWARA・藤本敏史&原西孝幸、吉本興行のニセ社員、インドのニセIT会社役員と会うことに。そこで、吉本興行が芸人たちの半年間のメディアの露出や発言、家族構成などあらゆる情報を正解率98.4%のAIで分析し、会社ぐるみで適正職業へのジョブチェンジを勧めていくことになると説明を受けた。
スタジオで見守っていたNON STYLE・井上裕介は「辞めなそう。東京に出るよりも漫才続けたいってタイプ」、粗品も「絶対辞めへん。やっと夢叶ったんやもの」と予想した。
内海は案の定「去年までやったら、違う職業の方がいいって出ますよ」と、状況が一変するタイプの芸人もいると反発し、AIの分析を信じない構えを見せた。しかしその後、原西が「マンハッタンの芸人」、藤本が「コンサルティングマネージャー」を勧められ、それぞれ収入が今の2倍になると紹介されると、内海は笑いを含んだ表情に。粗品は「気づいている可能性あるな」、井上「ドッキリなのか、うさんくさいと思っているのか」と指摘した。
そんな中、駒場がインドのニセIT会社役員から「ファッションモデルとしてパリに行って仕事してクダサイ」と提案される事態に。内海は「AIはなにを見て……」と呆れ気味。「マッチョだし、鍛えてるから、アジアンビューティーとして重宝される」という声が上がり、藤本からも「駒ちゃんみたいな顔はウケる」とコメントが出ると、駒場は請われるままにモデル歩き。熱烈なリクエストを受けて、最後「だっちゅーの」のポーズを決める羽目になった。
内海の診断結果は政治家で、せいやは「政治家、なるわけないやろ」と苦笑い。しかし内海はドッキリと気づいているのか、「いまの収入の3倍イケる」と言われ、「子どもたちが夢持てるような社会にしたい」と決意表明。「この度、立候補しました、内海崇です~」「ありがとうございます~、今、みなさまから清き1票をいただきました~」と即興で政治家風に挨拶し、トレードマークの角刈りに掛けて、「改カクをカク実にカク悟を持って……」とノリノリでアドリブを利かせた。藤本は「政治家は芸人続けながらでもできる」「師匠(横山ノック)もそう」と例に出して、内海の政治家プランを後押しした。
▶映像:ミルクボーイ・内海の政治家風挨拶シーン(27分頃~)
ここで2人は吉本のニセ社員から決断を迫られることに。駒場は「ようやく芸人になれた」と明かし、パリコレモデル転職の可能性を「0%ですかね、報酬は今もあるので」とキッパリ。内海は「(議員としても)成功するって言われているのが嬉しい」とニセ社員に気を使っている様子を見せた。井上は「この感じはドッキリってわかって悩んでくれている」と、ミルクボーイの“ドッキリ芸”と解説した。
ここで、インドのニセIT会社役員の口から「お前ら、芸人しかデキナイやろ」とネタバラシ。内海は「ドッキリ?え!?」とわざとらしく言いつつ、「気づいてたというか、何がドッキリというか」とひたすら困惑していた。しかし、粗品の口から生放送でノーカット公開されたと知らされると、「演説、恥ず!」と赤面。駒場も「俺の『だっちゅーの』が流れたってこと!?」と大慌てだった。