『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、芸人のカズレーザーが登場し、「デマ」を題材として、しくじり授業を行った。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、乃木坂46の高山一実、YouTuberのゆな、モデルの野崎萌香らが出演。
【映像】ノブコブ吉村、怪しい植物栽培の噂を一蹴「なんで俺がここに来て…」※28分ごろ~
最近はSNSなどによって、デマがまたたく間に拡散されることがあるが、こうしたデマの問題点の1つは「良かれと思って拡散されること」だとカズレーザーは語る。SNSで情報を広める際には「1回冷静になってほしい」と呼びかけた。
すると吉村は「仮想通貨のときすごかったんですよ」と切り出し「良かれと思って、これで上場しますとか、情報がすごかった」と、悪意のないデマが回ってきたと告白。そして「全部買って、全部失敗しました」と苦い思い出を語った。吉村も悪気なく後輩芸人に伝えてしまい、「コンビニのATMに走って入れてた」「しっかり損してます」と、負の連鎖が起こってしまった。
また、芸能人の薬物ニュースに関してもガセネタが流れることがあり、カズレーザーは「吉村さんが無人島を買ったっていうニュースでも、無人島でアレを栽培してるって」と噂を聞いたという。
吉村は「まだ買ってないから!」と無人島購入を否定し、怪しい植物の栽培の噂についても「なんで俺がここに来て麻薬王目指す?」と一蹴。澤部が「金を持ちたいっていう願望が人一倍強いから」と疑われてしまう理由を指摘していた。
1972年、フィリピンで原始人のタサダイ族が発見されたとして学会を震撼させたが、その正体はただの一般人だった。カズレーザーの授業中、何かを思い出した様子の吉村は「若いときに(仕事で)部族に会いに行ったことがある。それが、2~3年前ある1箇所がガセだって(発覚した)」と告白。10年前にロケで行ったときは本物の部族だと信じ、世界中の人がそこでロケをしていたが、その部族は存在せず、一般人が演じていただけだったという。
カズレーザーは、ガセネタに踊らされないために「情報源がはっきりしていないニュースは1回疑おう」とアドバイス。情報をいきなり鵜呑みにせず、情報の出どころはどこなのか、自分で取捨選択することが一番大事だと語った。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)