放送・配信中の「ナスD大冒険TV」vol.24で、ナスDがヒマラヤの高所の過酷さを自身の体験談をもって伝える場面があった。
【映像】部屋にうさぎやイノシシが! “破天荒”ナスDの自宅(16分ごろ~)
ネパール奥ドルポで幾多の峠を越え、ついに辿り着いたヒマラヤ最奥の集落・ティンギュー(90世帯 約500人)。標高4150メートルに位置し、酸素濃度は60%と生活するには決して便利とは言えない場所だ。
取材を続けていたナスDだったが、テレビ朝日に電話をかけると「無人島生活は12月31日の大晦日に6時間半の生放送が決定しました(※今年ではありません)」と淡々と伝えられ、日本に戻ることが決定した。
ティンギュー集落滞在4日目、15日間にわたり未体験のコースで生活し続けたナスDは、番組スタッフに対し「高所に長くいると(身体にどのような影響があるのか)どうか分からないですよね」とこれまでの感想を述べた。
続けて「標高4000メートルの酸素は地上の約6割程度。それがどう体に影響しているのか、全然分からないんですよ。高所に慣れてきているのかどうかも分からない。寝ている間に起きることがあるんですけど、酸素が足りてないのが、分かって起きるんですよ。(高所に)慣れてきたら、分からなくなるはずでしょう? でも起きたら明らかに酸素が少ないなって分かる。『ハァハァ』と息切れみたいな症状。それが滞在していく中で増えたんですよね」と現状を伝えていた。
そして最後に「僕、昨日の夜が1番、これはちょっと自分も危ないなと思いましたよ。『ハァハァハァハァ』と苦しくなってしまって。『あっ、酸素が入ってない』と気づいて起きるんです。そういうのが夜の間で何回かありましたね」と過酷な体験談を語った。
これまで全く寝ないで73時間無人島生活を送ったり、アマゾンでアルコール度数の高い酒を飲んでも平然としていた無敵のナスDだったが、やはりヒマラヤの高所はこれまでと違うようだ。自身の体験を通じ、視聴者にその過酷さを伝えていたナスDだった。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)