17日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、藤井聡太二冠のケタ外れの実力をザブングルの加藤歩がお笑いにたとえる一幕があった。
この日は「ザブングル加藤持ち込み企画 将棋が面白すぎて悔しいです!」と題して、将棋をこよなく愛するという加藤と、島井咲緒里女流二段をゲストに招き、将棋の魅力をアピールした。
加藤は「天才 羽生善治を超える史上最年少二冠」と藤井二冠の名前を挙げると、「100年に1度」と言われた羽生九段を「超えると言っても過言ではない」ほどの実力の持ち主と解説。
▶映像:藤井聡太二冠はAI超え?ケタ外れの実力を解説(1時間22分頃~)
竹山が「プロの島井さんから見てもすごいんですか?」と問いかけると、島井女流二段「はい、もちろん」と即答して「誰も見えていない手が見えている」と、藤井二冠を評価した。
すると加藤は藤井二冠の歩んできた道をお笑いにたとえて、「『M-1』優勝、『R-1』優勝、『キングオブコント』優勝でなにをやらせても優勝。『さんま御殿』に出たらあまりに面白すぎるから(明石家)さんまさんから『次週からお前がMCやれ』と言われて、さんまさんの代わりにMCをやりだしてそれも面白い、すべてのゴールデン番組をやって面白いということです。18歳で」と説明した。
これを聞いて、そんな化け物じみた人物はお笑い界にいないとこぼした竹山。「将棋界でも今までは(このような人物は)いなかったんですか?」と質問を投げかけると、島井女流二段は肯定し、デビューしてから29連勝の偉業を達成したことを挙げて「大型新人以上のすごさ」だと大絶賛。
さらに島井女流二段は、今年の6月28日に行われた第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局で、藤井二冠が将棋ソフトに6億手読ませて初めて最善手となる手を数十分で指した逸話を明かして竹山をうならせていた。