時は来た!女子高生の性に関するリアルを描く、ABEMAオリジナルの連続ドラマ『17.3 about a sex』の最終回。性に関する知識ゼロだったバージン女子高生の咲良(永瀬莉子)が、セックスのいいところも悪いところもすべて学び、ついに恋人・悠(水沢林太郎)と自室で二人きりになる。最後の最後まで誠実な悠とのキス。そして人生初の性行為の予感。まさにハラハラ&ドキドキ胸キュン必至のラストになった。
見所はやはり、咲良(永瀬莉子)の恋人・悠(水沢林太郎)のジェントルメンぶりだろう。咲良に「お守り」として渡したコンドームをきっかけに、咲良の親子喧嘩&家出騒動が勃発。なんと咲良の母・亜紀(藤原紀香)が学校に乗り込み、悠とコンタクトを図る。高校生VS恋人の母親。扮するのは藤原紀香。普通だったら腰を抜かし、敵前逃亡がベターだ。ところが悠は対話の機会を申し出る。逃げない誠実さを発揮するどころか、自ら進んで前に出る。まさに男前。
すると強気に思えた亜紀は、悠の誠実さを高評価。娘・咲良の家出の原因の一つが自分にもあると非を認める。対する悠は娘の安全を第一に考えている母親の愛を感じ、「高校生のセックス反対!」という亜紀の意見にも理解を示す。咲良に対しては「(セックスは)無理してすることではない」と、男子高校生とは思えぬ達観したセリフを口にする。
対立関係にあっても対話する悠の立派な姿勢に感化された咲良は、恐れていた母親・亜紀にセックスに対する自らの考えを表明。心の内をすべてぶつけると同時に、母親の心境にも耳を傾ける。一方通行だった親子の関係性は一変。娘の成長を認めた亜紀は咲良から取り上げたコンドームを返却し、初々しいカップルを信じることにする。
そして悠は、亜紀不在の咲良の部屋での二人っきりタイムに突入する。亜紀が用意してくれたのは、甘酸っぱいチーズケーキ。パクっと一口食べた咲良は「…あ。せっかっく歯を磨いたのに…。笑わないで!もう一回磨きにいくし!」と大テレ。すると悠は「いいよ、そんなの」と男らしく咲良の手を握り、顔が急接近。「イヤだって思ったら、いつでも言って」。そして、そして、そして…。第1話での処女を奪おうとした元カレ・劉生の乱暴さとは雲泥の差である。無事ポッピングチェリーを迎えた咲良の胸に去来したものとは?感動のラストを見逃すな!