女優の大和田美帆が8日に自身のアメブロを更新。4月23日に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった母で女優・タレントの岡江久美子さんからのメッセージのようにも感じられたという過去のブログを公開した。
この日、「個人ブログの時に書いたものが今朝、「7年前の今日の記事です」と私の携帯に出てきました」と報告。「自分で書いた文章なのに 母からのメッセージのようにも感じられる」とつづり、過去のブログを公開した。
過去のブログでは、情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)が最終回を迎えることに言及し「17年間どんな時も早起きをして体調も崩さず、休まず出勤した母のことを家族として、女優としてただただ尊敬します。思えば母の具合が悪い姿は見たことがないかもしれない」とコメント。
また、祖父が心筋梗塞のため突然倒れた際に、「周りに内緒にして1人で通うその姿も、全てを自分で抱えてやってのけてしまう実に母らしい一面」とつづった。しかし、祖父は約1か月後に「ちょうどはなまるに出勤しなくてはいけない時間の数分前に息を引き取った」と述べ、「母は祖父と慌ただしくではありましたが直接お別れをすることができ、そのまま出勤しました」と振り返った。
その際、『はなまるマーケット』に出演している岡江さんがいつもと変わらない明るい姿だったそうで、「数時間前に最愛の父親を亡くしたばかりなのに、その全ての想いをこの人はどこに隠しているんだろう。どんな魔法を使って気持ちを切り替えたんだろう」と衝撃を受けたことを明かした。
さらに、「私は声をあげて泣きながら、この人には敵わない。最強の最愛のママだ!と強く強く、かっこいい母の姿を目に焼き付けた朝でした」とコメント。「「仕事をする」とはどういうことなのか。そして「誰もが何かを抱えながら生きているのだ」ということを画面を通して、言葉ではなく行動で教えてくれました」とつづった。
最後に、「母はその全てで、「生きていくこと」を教えてくれていたのだな。と改めて感じます」と述べ、「感謝する日曜の朝になりました」とつづりブログを締めくくった。