『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズ(ナダル、西野創人)が登場し、「がんばってるのに全部ナダルに持ってかれちゃう先生」としてしくじり授業を行った。
【映像】コロチキ・ナダル、北海道でやった実際のナンパの手口(16分ごろ~)
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの黒木ひかり、女優の山本舞香、ラストアイドルの小澤愛実らが出演。今回は前回に続き、コロコロチキチキペッパーズによる授業完結編だ。
芸歴が浅いうちに世に出たことで壁にぶつかってしまい、正念場を迎えたコロコロチキチキペッパーズ。そんな2人に、あるオファーが舞い込んできた。それはトークバラエティ番組『アメトーーク!』のプレゼン大会オーディション。これまでさまざまな芸人らがこの企画をきっかけにブレイクしているため、西野は「今度こそ俺が爪痕を残してやる」と気合いを入れて臨んだ。
しかし、結果は「ゴリ滑り」。西野は「コンビで年の差離れてる芸人」、ナダルは「自然大好き芸人」を企画として持ち込んだが、まったくスタッフにウケなかったという。
スベったままオーディションが終わろうとしたとき、このままではいけないと慌てた西野は「ちょっと待ってください。『ナダルが先輩に失礼芸人』っていうのがあるんですけど」と苦肉の策で提案した。知らなかったナダルは「なんやねんそれ!おもんない!」と西野に怒ったが、それがスタッフに刺さり、現場は大爆笑。
ナダルはやめさせようと、さらに西野にキレるが、スタッフから「ナダルさん1回退出してもらっていいですか?」と追い出された。西野は詳細をスタッフに話すと「めちゃめちゃおもしろいです。採用です」と告げられたという。
「なぜプレゼン大会のオーディションで怒ったのか?」と聞かれたナダルは「(当時)そういう系で怒られまくってたんで、プレゼンされたらまた広がるって怒っちゃって……」と告白。大阪の楽屋では「ナダルはヤバイ奴だ」と知れ渡っており、イジられていたために、東京では「生活環境を変えたかった」という。
そしてこのプレゼン大会を機に「イジられスター・ナダル」が誕生。放送でも大爆笑を巻き起こし、イジられキャラの超新星としてブレイクしたのだった。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)