『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズ(ナダル、西野創人)が登場し、「がんばってるのに全部ナダルに持ってかれちゃう先生」としてしくじり授業を行った。
【映像】コロチキ・ナダル、北海道でやった実際のナンパの手口(16分ごろ~)
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、タレントの黒木ひかり、女優の山本舞香、ラストアイドルの小澤愛実らが出演。今回は前回に続き、コロコロチキチキペッパーズによる授業完結編だ。
クズキャラとしてインパクトの強いナダルのみにスポットライトが当たってしまうコロコロチキチキペッパーズ。ネタ作りもナダルのプロデュースもすべて西野がやっているが、番組に呼ばれるのは「だいたいナダル1人」と不満を吐露した。
そんなコロコロチキチキペッパーズの単独ライブを見に来た西野の祖母が、「もうちょっと創ちゃん(西野)のセリフ増やしてあげて~」とナダルにお願いしたことがあったが、ナダルは「西野がネタを書いてるから、そんなこと言われましても」と返答。芸人仲間には自分がネタを書いているフリをするが、そういうときだけは正直に「西野が書いているから」と答えるナダルだった。
さらに「がんばるほど、存在感が消えていく」と嘆く西野。地方の番組に出演したとき、CM後にコロコロチキチキペッパーズが登場する段取りだったが、アナウンサーが「CMのあとはナダルのお2人が登場です!」とコンビ名を言い間違えてしまった。
存在感の薄さに「何かしないと」と焦った西野は、自粛期間中にピアノの練習を開始。「100日後に(Official髭男dismの)『Pretender』を弾けるようになる西野」と題し、ピアノの練習風景をInstagramとYouTubeに投稿した。YouTubeチャンネルでは好評で100万回再生を突破したが、Instagramでは練習風景を毎日のように投稿したせいか、フォロワーが4万人も減った。
それまで西野のInstagramでは、ナダルがイジられている場面などを投稿しており、「おもしろい」とフォロワーから人気だった。しかし、西野本人の動画は評価されていなかったのだ。
“担任役”の若林も過去、相方の春日ばかりが注目される“じゃない方芸人”だったが、今ではその実力が評価されている。西野が「若林さんは“じゃない方芸人”のスター」と尊敬の眼差しを向けると、若林は「西野くんの気持ちがわかる。こっち側は時間がかかるよね。ナダルとか春日って、100メートルずつ進んでいくけど、こっちは1日1メートル」と苦労を語り、西野に共感していた。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)