叡王戦段位別予選(九段戦)が11月19日に行われ、藤井猛九段(50)と深浦康市九段(48)が午後7時から対局を開始した。
藤井九段は、1991年4月に四段昇段。竜王で3期のタイトル経験があり、棋戦優勝も8回。有名な振り飛車党の棋士で、中でも「藤井システム」の考案者として知られる。将棋大賞の升田幸三賞も2度受賞している。
深浦九段は、1991年10月に四段昇段。王位で3期のタイトル経験があり、棋戦優勝は10回を誇る。最後まで諦めない粘りに定評がある棋士で、将棋大賞・名局賞も3度受賞している。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は藤井九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)