行政の“就労支援一辺倒”はしんどいから…不登校やひきこもりの当事者たちが学び、自分を見つめ直す「雫穿大学」とは ABEMA Prime 2020/11/19 22:00 拡大する 不登校やひきこもりの経験者など、生きづらさを抱える大人たちの学び場「雫穿大学」(TDU)が先月、設立された。 行政による、手に職をつけるための技術習得の支援や就職先の紹介は、かえって当事者の重圧になることもある。そんな問題意識から、それぞれにふさわしい働き方や生き方を模索する場を提供しようという試みだ。・【映像】"ひきこもり"コロナで倍増? 当事者の苦悩とは これまでの人生や考えについて語り合う「生き方創造」や、世の中の基礎知識を学ぶ「基礎の学び」、映像制作やデザインなど、スタッフや外部講師などによる30講座が、毎日6コマほど開講されている。さらに学生が望む講座を開講しているのも特徴の一つで、中には、ボイストレーニングの講座も。「学校の音楽の授業がトラウマのような感じになっていて、人前で声を出すこと、歌うことなどが怖い、カラオケも怖いという感じだったが、ちょっとずつ(自分なりの声の出し方が)掴めている感じがする」(受講者)。 続きを読む