警察庁がまとめた「電車内の痴漢撲滅に向けた取組みに関する報告書」(2011年)によれば、痴漢を目撃した時、「何もしない」と答えた人が45.2%に上り、「被害者に声をかけた」(32.1%)、加害者にやめるよう働きかけた(26.2%)を上回っている。