成田凌、清原果耶のW主演作『まともじゃないのは君も一緒』が、2021年3月19日(金)より全国公開することが決定、キービジュアルと特報映像が解禁となった。
成田が演じるのは、「世間知らずにも程がある!」 世の中の常識や普通が分からない男・大野。 「普通に結婚して、普通に暮らしたい」と思うが世間に馴染めず、自分の何が普通と違うのか分からないでいる。 清原が演じるのはSNSなどあらゆる情報から、世の中を知ってるつもりでいる女子・香住。 得意げにアドバイスするが、実は恋愛未経験で内面はウブ。大野は、香住によって、初めて異性に好意を抱き、色んなことを知るきっかけになる。 一方、香住は「先生は普通以下。だから私の言うことを聞いて。」と、大野が何もしらないことをいいことに、 言いたい放題、やりたい放題。 「女の人と付き合えるようになる練習」と言って、ある女性に大野を接近させることで、 物語は、おかしな方向へ進んでいく。
監督は吉高由里子主演の『婚前特急』や、橋本環奈主演の『セーラー服と機関銃 卒業』の前田弘二。脚本は『そこのみにて光輝く』の高田亮。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』でタッグを組んできた監督・前田弘二×脚本・高田亮が再びタッグを組み、作品全体を優しい雰囲気で包みながらも、日常の中での人と人のコミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、不器用さを、毒気とコミカルさを交えて描いたオリジナルストーリーである。
この度解禁となったキービジュアルは、成田凌と清原果耶のインパクトのある表情の顔の切り抜きが並ぶ斬新なキービジュアル。タイトル『まともじゃないのは君も一緒』に対し、「いたって普通の映画です。」というコピーが本作のおかしみを伝える1枚だ。
「ま」「と」「も」「じゃ」「ない」「のは君も一緒」の映画タイトル文字は、個性的な世界観で注目を集めるイラストレーター福嶋舞が担当。そしてこのキービジュアルが使用されたチラシが、今週末より映画館で展開される予定となっている。
特報は、清原演じる香住が「もったいないね!中身がまともだったら絶対彼女できると思う。」と成田演じる大野に言い放ち、それを不思議そうに「まとも?」と大野が返すシーンから始まる。あいみょんなどの楽曲プロデュースも行っているクリエイター関口シンゴによる軽快な音楽がリズムよく流れるなか、「先生のこと好きなんです。」と告白する女性に対し「それ定量的に言ってもらえるかな。」とピントがずれた発言をする大野。香住の「先生、一生結婚できないと思う。」という言葉に衝撃を受ける大野。「普通に結婚がしたいんだよ。」と言う大野に「先生は普通以下!だから私の言うことを聞いて」と畳み掛け会話の応酬が続く。ラストは「世の中の《普通》に馴染めないおかしな二人の奮闘記」というコピーが浮かび上がる。全く噛み合わない主人公たちを演技派二人が見事な会話劇で演じた、観るものをその世界観に引きずり込む特報映像となっている。
ストーリー
予備校講師・大野は、独身・彼女なし。ずっと1人で大好きな数学の世界で生きてきた。今の生活に不満はないが、このままずっと1人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何かわからない。女の子とデートをしてもなんだかピントがずれているような空気は感じているが、どうしていいのかはわからない大野。教え子の香住はそんな大野を”普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる?普通を教えてほしい。」と頼み込むのだが・・・。
(c)2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会