「桜を見る会」の前夜にホテルで開催された前夜祭をめぐる疑惑が再燃している。
 まず、ホテルに払った金額が1人5000円の参加費の総額を超えており、不足分を事務所側が補填していたのではないか、つまり政治家から有権者への「寄付」を禁じた公職選挙法違反の疑い。次に、ホテル側が作成した領収書の宛名が、安倍前総理が代表を務める資金管理団体「晋和会」だったことが判明、政治団体が会費制の催しを行った場合は収支報告書に記載、総務省への報告を義務付けている政治資金規正法に違反するのではないかとの疑いも持たれている。