将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が11月28日に行われ、佐藤天彦九段(32)が山本博志四段(24)に148手で勝利した。
過去、名人を3期務めた佐藤九段は、振り飛車党の中でも三間飛車のスペシャリスト山本四段と対抗形の一局に臨むと、中盤ではややリード。山本四段の追い上げに手こずる場面もあったが、終盤に再びリードを奪うとそこからは負けない将棋に徹底。戦力差を大きく広げて勝ちを収めた。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)