『第25回 小説すばる 新人賞』を受賞した、行成薫氏による同名小説を映画化した映画『名も無き世界のエンドロール』が2021年1月29日より公開される。問題のある家庭で淋しさを抱えながら育ったキダとマコト、ヨッチ。子供時代から成人するまでお互いを支えあってきた3人だったが、ある日突然、ヨッチが姿を消してしまう――。その後、現れたリサに異常な興味を持ったマコトはキダの協力を借りて、住む世界の違う彼女にプロポーズしようとする。それは、日本中を巻き込んだある壮大な計画だった。岩田剛典(キダ)が新田真剣佑(マコト)とバディを組み、山田杏奈(ヨッチ)がヒロインを演じる本作。そして、もう一人のヒロインで物語のキーパーソンとなるのが女優・中村アンだ。演じたのは、大物政治家の父親を持ち、自身は芸能界で活躍する人気モデルのリサ。わがままなお嬢様で“名も無き世界”とは別世界に住むリサをどう演じたのか、作品に対しての思いを聞いた。