俳優育成オーディションバトル『主役の椅子はオレの椅子』#12が、12月2日（水）夜10時～ABEMAにて放送。2週間に渡り熾烈な戦いが繰り広げられてきたオーディション合宿がついに幕を閉じ、MCの尾上松也も感動の涙を流した。
▶映像：尾上松也も感極まり涙…熾烈なオーディション合宿がついに終了、講師の言葉に若手俳優たち号泣
『主役の椅子はオレの椅子』は、2.5次元ミュージカルを数多く手掛ける「ネルケプランニング」とABEMAがタッグを組んで贈るオーディション番組。若手俳優たちが舞台の主役の座をかけて臨む、オーディション合宿の模様を追っていく。今回の合宿で講師を務めるのは、「劇団鹿殺し」所属の演出家・丸尾丸一郎。候補者たちは、審査ごとに設けられているポイントが加算されることで評価され、最終的に10人に絞られる。
勝ち残った10人に与えられるのは、オリジナル作品の舞台への出演権。さらに、主役の座を勝ち取った者は、『20世紀少年』『SPEC』『トリック』シリーズなど、日本を代表する作品を手掛けてきた堤幸彦氏が監督を務める映画の出演権も手にすることができる。番組MCを務めるのは、尾上松也、石田明（NON STYLE）、生駒里奈、Hina（FAKY）。
講師の丸尾から全員へメッセージ「みんながかっこよく見えました」
オーディション合宿最終日、残っていた11人から1人が脱落し、舞台に出演する10人の若手俳優が決定した。舞台への出演権を手にしたのは、園村将司、髙橋祐理、飛葉大樹、三浦海里、曽田陵介、河島樹来、中三川歳輝、松井遥己、清水田龍、森田力斗（ランキング順）。久保雅樹は最後まで奮闘したものの、舞台に立つ夢を叶えることはできなかった。
最終順位を発表した後、講師の丸尾は「10人はここからさらに主役を決めるオーディションに進む。何度も言っているが、ここはゴールじゃない。ここで学んだことを次に活かせるかどうか、お前たち次第だ」と熱く語りかけ、勝ち残った10人を奮い立たせた。
その後、丸尾は「正直、このオーディション合宿が始まる時は、大丈夫かなっていう気がした」と当初の心境を回顧。その上で「本当にサポートメンバーも含めて、すごく成長したと思う。本当に役者としてもだし、男としてもすごくみんながかっこよく見えました」と参加者全員の成長を称えた。
なお、最終審査の「現代版桃太郎」では、脱落したサポートメンバーもバックアップ要因として舞台に参加していた。丸尾はそのことにも触れ、「今日サポートメンバーも演技しているのを見て、ここまでの審査が正しかったのかどうかすごく悩んだ」と本音を吐露しつつ、「本当にサポートメンバーもすごく輝いていた」と拍手。厳しくも愛ある指導を行ってきた丸尾の温かい言葉に、多くの者が涙を流していた。
円陣を組みオーディション合宿が終了、泣きながら抱き合う者も
そして丸尾は、合格者1人1人に「おめでとう」と声をかけ、握手をして回った。最後はサポートメンバーも加わり、全員で円陣を組むことに。「本当に２週間、お疲れ様」という丸尾の声に続き、若手俳優たちは力の限り「お疲れ様でした」と叫んだ。こうして2週間に渡るオーディション合宿が終了。戦いの舞台となった教室には、涙ながらに抱き合い、互いの健闘を称える若手俳優たちの姿があった。
スタジオのMC陣も感動の面持ちを浮かべ、石田は「なんか、いいですね。素敵な番組ですね」としみじみ。尾上も「初日からの振り返るシーンは泣けましたね」と感極まった様子を見せていた。
次回以降、舞台の出演権を手にした10人の若手俳優たちは、主役を決めるオーディションに進む。劇場の舞台を使用した本格審査がスタートする『主役の椅子はオレの椅子』#13は、12月9日（水）夜10時～放送。なおABEMAビデオでは、「現代版桃太郎」のノーカットバージョンを公開中。さらに『主役の椅子はオレの椅子』公式ブログでは、19名の若手俳優が合宿中の心境を赤裸々に綴っている。
