「トラップがすげー」、「ファン・ニステルローイトラップ！！」、「芸術的だ」と視聴者たちが驚愕するスーパーパス、スーパートラップ、スーパーゴールのスーパープレー3連発が飛び出した。
話題のゴールを生み出したのは、フットサルの日本最高峰『Fリーグ』に参戦する湘南ベルマーレの内村俊太。日本代表としても活躍するチームの中心選手だ。
全てがハイレベルのゴラッソ！
敵地に乗り込んだ湘南は、第1ピリオド（前半）3分に幸先よく先制する。しかし、その後はホームで意地を見せるボアルース長野に押し込まれる時間帯が続き、あわや同点かという場面を作られるほど劣勢に立たされた。
迎えた15分にそのスーパープレーが生まれる。
湘南は自陣の低い位置でパスを回しながら、相手のプレスを回避するタイミングを伺う。すると、底辺でボールを受けたロドリゴが左サイドに持ち出そうとした瞬間にスイッチが入った。
左サイドの内村は相手の裏をとって縦に抜け出し、この動きを見逃さなかったロドリゴから左足で巻いたパスが入る。これを内村はライン際でジャンプして回転しながらトラップしてピタリと止めた。これには解説を務めた元日本代表の横江怜氏も「素晴らしいトラップですね」と思わず唸る。
しかし内村がすごいのはそれだけではなかった。うまくボールを収めるとそのまま縦に仕掛け、飛び出してきたゴレイロ（GK）の位置を把握して優しいループシュートを決めたのだ。
あまりの美しいゴールシーンに実況のMCタツ氏は「パスもトラップもシュートも3つ連続でスーパープレーきましたね！」と大興奮。横江氏も「スーパープレーですね。まずこのトラップ。そしてこのシュート。さすが内村選手。うまいですよね！」と大絶賛となった。
ABEMAの視聴者も「トラップがすげー」、「ファン・ニステルローイトラップ！！」、「芸術的だ」とトラップ技術の高さに驚くコメントから「回転トラップだけど、ワンタッチでシュートを意識してるのすごい」とシュート意識の高さを称えるものなど、内村のプレーを称賛した。
アベマ週間トップ5ゴールで堂々の第1位を獲得したこのゴールのおかげで、湘南はその後勢いを取り戻し終わってみれば9-0と快勝。ゴールの数も質も、圧倒的な内容だった。フットサルでは、こんなハイレベルなプレーに度々遭遇できる。ぜひとも、驚愕の3連続スーパープレーをご覧いただきたい。
文・川嶋正隆（SAL編集部）
写真／高橋学
