将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が12月2日に行われ、遠山雄亮六段(40)が大平武洋六段(43)に122手で勝利した。
相矢倉で始まった本局は、遠山六段が端攻めからペースを掴むと、優勢のまま中盤に突入。ただ先に持ち時間を使い切った影響もあってか、終盤に入ったところでほぼ互角まで戻されたが、その後はなんとか立て直し、粘る大平六段を振り切った。遠山六段はあと2勝で、本戦出場を果たす。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。24人が参加する六段戦は2組に分けて行われ、各組の優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている
(ABEMA/将棋チャンネルより)