将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が12月2日に行われ、佐藤天彦九段(32)が塚田泰明九段(56)に57手で勝利した。
相矢倉で始まった将棋だったが、早々にペースをつかんだのは佐藤九段。2筋から一気に塚田陣に切り込むと、反撃の機会を与えずに一気に攻略。持ち時間もほとんど使わず、あっという間に決着をつけた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する九段戦は3組に分けて行われ、各組の優勝者の計3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)