先月25日、東京・豊島区のラーメン店に取り付けられた防犯カメラの映像。画面奥から現れた男が、駐輪場でなにやら怪しい動きをしている。
男は自転車を物色していて、1台に目をつけるとそのまま跨り盗もうとする。颯爽とその場を去ろうとしたが、なんとうまく乗れずにフラフラ。立て直すものの、まだ慣れないのか壁にぶつかりそうになり、通りに出た際には歩行者とぶつかりそうになる。
盗まれた自転車はラーメン店の従業員のもの。男が自転車にうまく乗れなかった理由について、同店の赤池真幸さんは「(自転車は)マウンテンバイクで、10万円いかないくらい(の値段)。従業員の自転車のサドル(の位置)が結構高く設定されていたので、相当フラフラしていたのではないかと思う」と話した。
自転車はその後、ラーメン店近くの駅で乗り捨てられていたという。



