将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が12月8日に行われ、梶浦宏孝六段(25)が上野裕和六段(43)に99手で勝利した。梶浦六段は午後7時から及川拓馬六段(33)と対戦する。
昨期、竜王戦では5組ランキング戦に優勝、本戦でも快進撃を見せた梶浦六段だが、本局では相矢倉の出だしから、早い仕掛けで相手陣を崩したかに見えたが、上部に逃げ出す上野玉をつかまえるのに手こずり、一時は形勢で逆転された。それでも持ち時間を使い切った上野六段に対して、余裕を持っていた梶浦六段が攻め続けると再逆転。苦しい戦いをものにした。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。24人が参加する六段戦は2組に分けて行われ、各組の優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている
(ABEMA/将棋チャンネルより)