港湾の倉庫街の一角に停車するワンボックスカー。その荷台でなにやら怪しげな動きをするエプロン姿の男がいる。
その時、男はおもむろに何かを海に捨て始める。この映像では何を捨てたのかよくわからないが、次に海に投げ込んだものを見てみるとトランペットなどの管楽器のように見える。さらにもう一つ、抱え込むような大きな白い物体も。
これは海に不法投棄をしている瞬間をとらえた映像で、目撃していた男性が撮影し、警察に通報した。不法投棄をしていたのは、福岡市内にある美術系予備校の代表。逮捕されたのは福岡市博多区の西嶋正司容疑者(58)で、代表を務める予備校のホームページには多くの石膏像が並んでいる。
警察が海から引き上げて押収した不法投棄されたものの中には、紀元前4世紀に古代ギリシャで造られた「太陽神アポロン像」のレプリカが。デッサン用に使用していたものとみられる。また、トランペットなど管楽器も引き上げられた。
調べに対し、西嶋容疑者は「手続きが面倒で、お金も持っていなかった」と供述。また、「間違いありません」と容疑を認めているということだ。
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