将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が12月14日に行われ、佐藤天彦九段(32)と阿部光瑠六段(26)に142手で勝利、本戦出場を決めた。
両者はプロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」でチームメイトとして戦った経験もあり、その際は斎藤慎太郎八段(27)と3人でネクタイ交換もしている間柄。
後手の佐藤九段が先に三間飛車を採用すると、阿部六段も向飛車を採用し、相振り飛車の展開に。終盤の激しい攻め合いでは、形勢が両者の間を激しく行き来し大熱戦となったが、最後は佐藤九段がわずかに上回った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度に藤井聡太二冠が2連覇している棋戦としても知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)