将棋の藤井聡太二冠(18)が12月16日、順位戦B級2組8回戦で野月浩貴八段(47)と現在対局中だ。順位戦ではデビュー以来、35勝1敗という驚異的な成績を残している藤井二冠だが、今期の1期抜けには残り4局で3勝が必要なところ。今期の連勝を「7」に伸ばせるか。
今年は棋聖、王位のタイトルを獲得し、最年少で二冠・八段を達成した藤井二冠だが、圧倒的な成績を残しているのは順位戦でも同様。C級1組では9勝1敗ながら、前期の成績を元にした順位で下回り、1期抜けを逃した経験があるが、通算では36局で負けたのは1局だけ。名人への挑戦権を争う最高峰リーグのA級に向けて突き進んでいる。
B級2組にはタイトル経験者も多く、4回戦では最年少名人記録(21歳2カ月)を持つ永世名人・谷川浩司九段(58)とも対戦した。最終11回戦では、王座の経験がある中村太地七段(32)との対戦も控えている。昇級できるのは25人中、上位の3人。藤井二冠は残り4局で3勝をあげれば、3人枠に入ることが確定、昇級が決まる。
本局は居飛車党同士ということもあり、序盤は相居飛車で進行。野月八段は雁木模様で構えている。持ち時間の長い対局ということもあり、じっくりと時間を使った進行が続きそうだ。
持ち時間は各6時間で、先手は藤井二冠。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太二冠 豚しょうが焼き弁当 野月浩貴八段 上・親子丼、ご飯半分、のり抜き
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太二冠 5時間32分(消費28分) 野月浩貴八段 4時間30分(消費1時間30分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)