金のしっぽが幸運の証?“ポニテゾネス”和久津晶、仲間の激励に応える久々勝利/麻雀・Mリーグ
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 黄金に輝くしっぽを思わせるヘアスタイルで、チーム浮上のきっかけとなる大きな勝利をつかみ取った。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」12月17日の第1試合で、セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)が11月23日以来の3勝目を挙げた。

【動画】金のポニーテールが効果発揮?

 この試合の対局者はEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、和久津、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)の並びでスタート。国内最大級のプロ・アマ混合戦「麻雀最強戦」を制した多井のMリーグ凱旋に注目が集まる中、和久津は金のしっぽのようなポニーテールを揺らして颯爽と対局場に登場。「ポニーテール!?」「ポニテゾネスだ」「かわいいいい」「ポニテ似合うね」「カッコいい」と視聴者の視線を独占した。

 今期も“永遠のギャル雀士”の名にふさわしい個性的なヘアスタイルの数々を披露し、多くのファンを魅了している和久津だが、直近4試合で連対なしとなかなか調子は上向かず。しかし気分一新のポニーテール効果か、この日は東1局からリーチのみの手が赤ドラと裏ドラで満貫に化ける好発進。解説の土田浩翔(最高位戦)も「最高のスタート」とトップ獲得に期待を寄せた。

 その後は二階堂、多井に逆転を許し、南場を迎えた時点で僅差ながらも3着目まで後退。現在8チーム中最下位のセガサミーフェニックスだけに、トップを取りたい気持ちがはやるとさらなる転落もありうる展開だったが、試合前にチームメイトから「落ち着け。焦るな。2着でも3着でも、なんなら4着でもいいけど頑張れ!」と激励のメッセージを受け取っていた和久津は冷静だった。

金のしっぽが幸運の証?“ポニテゾネス”和久津晶、仲間の激励に応える久々勝利/麻雀・Mリーグ
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 南1局1本場、和久津は北を暗刻にした手牌から西と東をポン。ブラフを兼ねた「小四喜になったらいいな仕掛け」で他家を凍りつかせ、最終ツモで実際に小四喜をテンパイ。狙い通りの1人テンパイで流局に持ち込むと、続く南2局2本場も1人テンパイで点棒を大きく回復する。そして積み棒と供託が溜まった南3局4本場、ツモ・赤の2000(+1200点、供託1000点)でわずかにトップ目の二階堂を逆転。アガればトップのオーラスにもツモ・平和・ドラ2の5200点をアガり、喜びと安堵が入り混じった笑顔を見せた。

 試合後、和久津がチームの勝ち頭・茅森早香(最高位戦)を真似た決めポーズを披露すると、ファンは「似てるw」「かわいすぎワロタ」「仲良しか!」「ホントかわいい」と大盛り上がり。苦境にあってもお互いに支え合い、良好な雰囲気を保っているセガサミーフェニックス。復調を遂げた和久津は縁起の良い“ポニテゾネス”続行となるのか、次回出場時のヘアスタイルにも注目したい。

【第1試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・和久津晶(連盟)3万8100点/+58.1

2着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)3万1200点/+11.2

3着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)2万1600点/▲18.4

4着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)9100点/▲50.9

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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