先日開催された『M-1グランプリ2020』で優勝したマヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)。本記事では、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の特別企画『しくじり学園 お笑い研究部』より、“伝説の企画”とも言われた『賞レースで怒られるを考える』を振り返り。はたして、マヂカルラブリーの“笑わそうとして怒られてしまったしくじりネタ”とは?
【映像】#52「賞レースで怒られるを考える」完全版 マヂカルラブリー、過去の酷評ネタはどう生まれ変わる?
■「笑わせようとして怒られる」を考える マヂカルラブリー、M-1で審査員激怒ネタを改善
披露したのは「野田ミュージカル」のネタ。まず野田がダイナミック(?)にあらゆる動きを披露するも、実は客だった、というオチ。スタジオからは「どこで怒らせたか分からない」など絶賛の声が上がるも、当時の審査員からは「こっちは真面目に審査してる」「好みじゃない」と酷評された二人。ネタ以外の言動でも怒られ、ネットでも炎上。
村上は「よく見たら全員点数低かった」とネタを振り返り、スタジオではどのようにすれば「野田ミュージカル」のネタがウケるのか、全員で考えていくことに。
まず、平成ノブシコブシ・吉村祟からは「やっぱり清潔感。ちょっと野田さんの髪が汚らしい。くくるとか、縛るとか、切るとか……」という提案が。まさかの散髪案に野田は「全然やりますよ」と快諾。オードリー・若林正恭が「俺たちが背負えないかな」と制止に入った。
話し合いの結果、髪を結った野田。さらに清潔感を高めるため、前半にネタを披露していたアルコ&ピース・酒井健太のジャケットも借り、IT社長風に。
また「真剣にやってるちゅうねん」をネタ中に散りばめ、サブリミナル効果(?)を出していうことになったマヂカルラブリー。その上で「ネタ中に『ウケたい』と言う」「笑いで恩返ししたいと伝える」「漫才好きな熱い客が登場」「MCとしてAKB48・横山由依がコンビ紹介」「『本当に終わっていいのか』と客が入る」「最後は『笑顔のまんま』」とネタがどんどん改善されていく。
はたして、「野田ミュージカル」のネタはどのような変貌を遂げたのか? 発表動画はABEMAビデオで配信中。
(『しくじり学園 お笑い研究部』より)