12月28日(月)18時より、ダンス&ヴォーカルグループE-girlsのラストライブまでの活動に密着したドキュメンタリー番組『LAST E-girls~ありがとう、新たな道へ。~』がABEMAで独占配信された。
▶映像:「LDHを離れるというすごく大きな決断」E-girls・YURINO、戦友のSAYAKAと本音トーク
2011年12月28日にシングル『Celebration!』でデビューを飾ったE-girlsは、9年後の同日に活動を終了することを発表。本番組は、『LIVE×ONLINE』に向けた活動を中心に、普段、メディアでは見せない11人の素の姿にカメラが密着。さらに、新たな道に歩み始める活動にも迫った。
高いダンススキルでグループをけん引するSAYAKAと、対をなす“シンメ”で踊ることも多いYURINO。ひとりでダンスの練習に明け暮れるSAYAKAの元を訪れ、YURINOのダンスについて聞くと、「YURINOが一番キレイな踊りをする。音もズレていないし、無駄な動きがない。映像を観返して振りを起こすときに、YURINOさえ見ておけば間違いない」と、手放しで絶賛した。対するYURINOは、「私は、さーちゃんに憧れてダンスを始めたんです。自分にとって大きな存在ですね」と、絶対的な人物だと語った。
ふたりは宮崎県出身の同級生。小学校も中学校も同じ、寮も同じ、そしてE-girlsのメンバーとして、10年以上誰よりも近くにいて、互いのダンスも生き方も見てきた。ラストライブとなる『LIVE×ONLINE』の前に、互いのダンスについて、ふたりだけで語り合ってもらった。
SAYAKAは、「YURINOはファッションもラップもHIPHOPが大好きというのが全面に出て、キャラクターができている。自分にはないので羨ましくて尊敬していた。その一方で、YURINOがそっちにいくなら私は違う方向にいかないと、って…。逆にいこうと思って女っぷりを極めたダンスにしたのは、ちょっと頭にあったかな」と、背格好も似ているYURINOとの差別化も求める意味で、スタイルチェンジを図ったと本音を吐露。しかし、葛藤もあった。
「方向転換し始めたとき、HIPHOPが弱くなっていった」「悩んで “ダンスが無理かも、嫌いかも”って自分の中でブレているときがあった。でもYURINOとのツインで踊れていたことがあったから、YURINOが真っすぐ背負ってくれていたと思う。だからこそ帰ってこれる場所があった、よかったなと思う」と、SAYAKAは真剣に話した。YURINOが「そうなんだ…」とやさしく聞いていると、SAYAKAは「やばい、泣きそう。私が方向転換するのに賛成の人が全然いなくて、そのときすごい悩んで…」と、耐えきれず涙をこぼした。
そんなSAYAKAの熱い言葉を受けて、YURINOは「私は新しいことが苦手なので逃げてきた。でもさーちゃんは方向転換して、今や絶対そっちだし本当にすごいと思う。ひとつひとつに真面目に向き合ってプライドを持ってやるのが、さーちゃんの魅力だと思う。投げやりでもないし、簡単に物事を考えていない」と、SAYAKAのスタイルに寄り添った。
今後、ふたりはそれぞれの道をいくことになる。SAYAKAはHappinessとして活動を続け、YURINOはLDHを退所する。初めてバラバラの方向を向くふたり。YURINOは、「LDHを離れるというすごく大きな決断をしたからには、学んできたことを大切にしながら、チャレンジしたいことを自分で掴みに行くのをこれからしないと。それくらい自分にプレッシャーかけながらやってみたいので、今回決断した。E-girlsで一緒に頑張ってきたみんなが、それぞれ頑張ってるのを見ながら、自分も負けないくらい頑張ってやりたいです」と強い決意を語っていた。
E-girlsのラストライブ『LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER』は、12月31日(木)23時59分まで見逃し視聴が可能。
ABEMA独占生配信『アベマLDH祭り「LIVE×ONLINE」E-girls』公演概要
出演:E-girls・Happiness・スダンナユズユリー
配信:12月28日(月)よる8時
見逃し配信期間:番組放送後から12月31日(木)23:59
配信&購入ページ:https://abema.tv/channels/payperview-1/slots/9HzAbx7auKvw27
※「Go Toイベントキャンペーン」対象のチケットは最新のアプリバージョンでのみ購入できます。