90年代に「ロマンスの神様」「ゲレンデがとけるほど恋したい」など数々のヒット曲を生み出し“冬の女王”と呼ばれた広瀬香美が、今年“YouTubeの女王”として再ブレイクを果たした。3月にアップされた最初の“歌ってみた動画”(米津玄師 / Lemon)は1週間で100万回以上再生、以降も多くの楽曲をカバーし反響を呼んでいる。
 広瀬の歌ってみた動画といえば、持ち前の歌唱力とピアノ演奏力を活かしたオリジナリティ溢れるアレンジが魅力。さらに「チョップ奏法」「ヒジ打ち奏法」など独創的な演奏方法を打ち出し、視覚にも訴えるパフォーマンスを楽しむことが出来る。再び大きな注目を浴びることとなった2020年。広瀬にこの1年を振り返ってもらった。