結婚相手紹介サービス「オーネット」が2021年の「恋愛・結婚に関する意識調査」を発表した。
今年成人式を迎える新成人618名(男女各309名)に対し「これまでに交際した経験がありますか?」と聞いたところ、男女全体で56.3%と、過去5年で初めて6割を下回る結果に。新型コロナウイルス感染症による外出自粛で、新しい出会いの機会が減少した可能性を指摘している。また「今後異性との交際を積極的にしていきたいですか?」の質問には、全体で41.1%と昨年(47.4%)より6.3ポイント低下し、過去5年で最も低い結果になった。
【映像】“一人でも楽しめる派”の柴田阿弥アナ、専業主夫に持論
さらに「あなたは将来結婚したいと思いますか?」の質問については、「結婚したい」と回答した人は男女全体で73.8%と、調査開始以来(過去26年間)で最も低い結果を記録。女性の結婚意思が大きく下がったことが要因で、一方、男性の結婚意思に大きな変化はなかった。
「結婚相手の収入が十分であれば、専業主婦(主夫)でもよいか?」の質問には、男性の41.1%、女性の49.5%と4割以上の男女が「相手の収入が十分であれば、専業主婦(主夫)でもよい」と回答。昨年より男女の差が縮まる結果になった。「男性が養うもの」という概念が弱まり、「稼げる方が出せばよい」という考えにシフトしていることがうかがえる、という。
この調査結果にニュース番組「ABEMAヒルズ」のコメンテーターでBuzzFeed Japan副編集長・神庭亮介氏は「専業主夫でもよい」と答えた男性41.1%に対して、「意外と高い数字だと思った。もしかしたら、家事や主夫業がどれだけ大変かわかっていないのでは。土日や休みもない専業主夫の方が大変かもしれない。夫婦で分担する必要がある」と指摘。「結婚をするには先立つものがないと苦しい。コロナ禍で経済的に厳しい人もいて、結婚意思が下がってくるのはやむおえない。そんな中で結婚したいと思っている人が73.8%もいることに驚いた」と語った。
MC・柴田阿弥アナウンサーも「今はいろいろな娯楽があって一人でも楽しめる」とコメント。「個人としては、相手が専業主夫は確かにアリかもしれない」と共感を示していた。
(ABEMA/「ABEMAヒルズ」より)
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