9日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、芸人コメンテーターの是非について自らの意見を語った。
「芸人コメンテーターは必要か否か」というニュースを目にしたという竹山は「ひとつ言わせてもらうと、自分から『ハイハイ!』って(出演をしたい)と言っているわけじゃない」と、あくまで依頼を受けて出演をしていることを前提にしてコメント。
この議論自体に“誤解”があると語る竹山は、そもそも芸人以外のコメンテーターも専門外の事柄についてコメントをしているのだと説明。「離婚問題を専門でやっている弁護士の人がワイドショーで経済問題を語ったりとか、コロナを語ったりしている」と、例を挙げて解説した。
いわゆる「文化人」枠ではなく芸人や俳優、歌手といった芸能人がコメンテーターとして出演することへの批判については「『芸能関係がそういう真面目なことを言ってんじゃねー』って理論になってくる」と、持論を展開。
番組の制作意図として、さまざまな角度からコメントをしてもらうためにバラエティ豊かなゲストを招いているのでは? と推察をする竹山は、「受け取るほうがちゃんと自分で(情報を)処理するというのが、テレビの観方」と、視聴者の理解も必要だと語った。
竹山は「『芸人コメンテーターがいるかいらないか』というよりも、テレビという時代がだいぶ変わってきたというのがある」と、視聴者を取り巻く環境も変化してきているとして「『こいつがおかしい』『あいつがおかしい』というのはちょっと記事としておかしいのかな? と思ったりしたんですけどね」と締めくくっていた。