将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が1月27日に行われ、金井恒太六段(34)が村田顕弘六段(34)に112手で勝利した。金井六段は午後2時から都成竜馬六段(31)とAブロックの決勝進出をかけて対戦する。
過去には叡王戦七番勝負を戦ったこともある金井六段は、先手番から積極的に攻めてくる村田六段に対して、落ち着いて対応。手に入れた飛車を即座に有効活用しリードを奪うと、金銀4枚で囲まれた村田玉を効率よく攻め、危なげなく勝利を収めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。24人が参加する六段戦は2組に分けて行われ、各組の優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)