親子の絆を描く感涙の名作、累計60万部を超える大ベストセラー小説、重松清著「とんび」が待望の初映画化。2020年末に重松氏の故郷でもある岡山県を中心に撮影が行われ、2022年の劇場公開が決定した。親子を演じるのは阿部寛と北村匠海。監督は『64 -ロクヨン-』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『糸』など多くのヒット作を手掛ける瀬々敬久だ。
物語の舞台は広島県備後市。ヤス(市川安男)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(市川旭)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続けた――。