将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が1月28日に行われ、西尾明七段(41)が所司和晴七段(59)に87手で勝利、2回戦を突破した。
相居飛車の一局は、先に仕掛けた西尾七段が、角交換を契機に一気にリード。自陣の堅さを維持したまま、飛車を2筋、さらには5筋に展開。徐々に所司陣を切り崩すと、その後も攻め手を緩めず、一方的に勝負をつけた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)