俳優・神尾楓珠が初のホラーに挑戦。映画『樹海村』が2月5日(金)より全国公開される。同作は、昨年大ヒットとなったホラー映画『犬鳴村』に続く、清水崇監督の“恐怖の村”シリーズ第2弾。舞台はその名の通り“富士の樹海”で、物語には2ちゃんねるの「オカルト超常現象版」で広まった怪談で呪いの箱 “コトリバコ”が登場する。

 神尾が演じたのは、妊娠中の妻を持ち、主人公たちと共に“コトリバコ”に運命を翻弄されていく男・阿久津輝。強い目力にどこかミステリアスな空気を漂わせる神尾の存在感はホラーの世界観にもマッチ。彼はどのようにこの役を演じたのか。実際に富士の樹海でも行ったという撮影期間を振り返ってもらった。

ホラーに初挑戦!“怖い間”の再現に戸惑い

―ー意外にも初ホラーとのことですが、オファーがきたときの気持ちを教えてください。

神尾:ホラー作品ってどうやって撮るんだろうとずっと興味があったので、実際その現場に行けると思えて嬉しかったです。ホラーが特に得意というわけではないのですが、苦手意識は全くなく、清水監督の作品も観ていたので楽しみでした。ただ「コトリバコ」という怪談は今回初めて知りました。怖いですね。

――待望のホラーの現場で驚いたことはありましたか?

神尾:タイミングや間が相当細かかったです。カメラや照明との兼ね合いもあるので、その辺は他の現場とは違うと思いました。後からCGを足したりするということもあるし、“怖い間”というのがあるので。難しかったです。長回しが多いこともあって、「今のでよかったのかな」と不安になりました(笑)。

――普段の演技と意識的に変えたところはありましたか?

神尾:表情も多少オーバーにしてました。他の映画だと感情優先でやってるんですけど、今回は観ている人に伝わらなければいけないという意識がより一層ありました。

とくに後半の樹海でのシーンの表情は難しかったです。「もっと口角上げて!目を開けて!」とたくさんご指導いただきました。助監督の方が一回見本を見せてくれるんですけど、なかなかの演技力で「すごい!」と思いました(笑)。

ただ僕が演じた阿久津輝は、実際に自分が体験するというよりも、呪われた人たちに振り回されているシーンが多かったので、幼なじみの5人でのシーンなどは、他の映画と同じように気負わず演技することができました。

樹海での撮影後、金縛りに

――撮影は実際に樹海でされたのでしょうか。

神尾:はい。実際に樹海に行きました。不気味でした。真っ暗だし、どこまで道が続いているかわからない怖さを感じました。「これ以上先に行ってはいけない」とか注意されたり。

ーー現場で怖い体験はありましたか?

神尾:樹海で撮影して深夜に終わって家に帰ったんですけど、塩をまくのを忘れてやらずに寝てしまって。そしたら、案の定金縛りにあってしまいました。久々に金縛りにあって、しかも“その日”だったので怖かったです。

――それは怖い…!

神尾:あと、現場ではコトリバコを撮影していたらノイズが入るとかも聞きました。でも、監督はその話を嬉しそうに話してました(笑)。

――神尾さんは今年公開予定の映画『裏アカ』では妖艶な役柄に挑戦されてますし、今回の作品も含め作品選びが面白いですよね。今後挑戦したい役柄などはありますか?

神尾:実は…魔法とか使いたいです。異能力系とか楽しそうですよね。僕はアニメが好きなので。シリアスめな異能力系に興味があります。

――とても似合いそうです! 最後に、本作の見所について教えてください。

神尾:登場人物それぞれに、精神的にダメージがくるようなシーンがあるので、彼らの関係性を追っていれば追っているほどゾッとする。最初から不気味ではあるんですけど、ラストに向けてどんどん怖さが増幅していくので、そこが魅力かと思います。

ストーリー

「お姉ちゃん知ってる?この箱が置かれた家はね、みんな死んで家系が途絶えるの…。」人々を戦慄させる禍々しい古くから伝わる強力な呪いを、歪な木々や地を這う根が生える、不気味で壮大な樹海の奥深くに封印した。

―13年後。姉妹の響と鳴の前に、あれが出現。そして、樹海で行方不明者が続出する。自ら向かったのか?それとも魔の力に吸い寄せられているのか?恐怖が、いま再び解き放たれる。

写真:You Ishii

テキスト:堤茜子

(c)2021「樹海村」製作委員会

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