「えっ、チョークが極まらない…」“軟敵”登場に実況、解説、ファン困惑「何でだろう?」
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 完璧なチョークを極めたはずが、なぜかことごとく外してしまう“軟敵”が登場。3度目ならぬ、4度目の正直でバックチョークによる勝利を収めたものの、実況、解説、ファンからは不可解な展開に「何でだろう?」と困惑の声が上がっている。

【映像】なぜか極まらないチョーク

 1月29日に放送されたONE Championshipシンガポール大会「ONE: UNBREAKABLE II」に参戦した竹中大地が、イヴァニルド・デルフィノ(ブラジル)を相手にバックからのリアネイキッドチョークで快勝するも、完璧なチョークをことごとく外す対戦相手に解説から「何故決まらないんだろう?」と疑問の声があがった。

 ONEでは相次ぐ対戦相手のドタキャンなどで試合機会に恵まれない不運が続いた竹中が、新たにフライ級に転向して迎える初戦。対するデルフィノは柔術ベースでブラジルでは“無敗男”だったが、昨年、ONEで和田竜光に敗れている。しかし、ドラゴンボールを意識したコスチュームやルックス、入場シーンにファンの反応も上々だ。

「えっ、チョークが極まらない…」“軟敵”登場に実況、解説、ファン困惑「何でだろう?」
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 序盤から組みにいったデルフィノだが、早々と竹中が体を入れ替えテイクダウンを奪う。下から狙う相手に警戒しながら竹中がサイドポジションを固めパウンド、一度は立たれてしまうが、再び上になり優勢のまま1ラウンドを終えた。

 2ラウンド、テイクダウンした竹中がケージ際でバックからリアネイキッドチョークを完璧に極める。苦しそうな表情のデルフィノだが、タップする素振りは見せない。そんな様子に視聴者からは「もう決まるだろう」「あとちょっと!」など声が上がるが、デルフィノがチョークを解除。再び竹中が完全にチョークを極めるが、これもなぜか解除してみせた。

 明らかに極まっている状態からの脱出にABEMAで実況を務めた西達彦アナウンサーは「何故? 何故、解除できているのか?」と疑問の声が。解説の大沢ケンジも「ちょっとわからないですね。ずらしてるのか、極まり難い体質の人もいるので…」と困惑気味だ。

 3ラウンド、再びテイクダウンを狙いに行った竹中だが、一転してデルフィノの背中に飛び乗ってチョークを狙う。まるで先日の青木真也対ジェームズ・ナカシマ戦を思い起こさせる展開だ。絶好のバックポジションからスリーパーホールドを極めた竹中だったが、これも何故かスルりとデルフィノの首からズレて極まらない。実況が「あれーズレてる、えー何故ズレるんだ…」と話せば、解説陣も「何でだろう?」と困惑気味。

 それでも竹中は後ろに乗ったままチョークを敢行。亀の体勢になったデルフィノをコントロールしながら、4度目のトライとなるバックチョーク。デルフィノも拳で抵抗を試みるが、4度目の正直で極めきった竹中がようやくタップを奪った。

 試合内容としては竹中の圧勝といえる試合だが、やはり話題は完璧なチョークを外し続けたデルフィノの特異体質におよんだ。視聴者からは「首が細いのか」「エスパー伊藤並の柔らかさ」と生まれ持った身体の柔らかさでは? との指摘が寄せられたが、なかには「耐えていただけ」「すごい耐久力だ」という意見も。いずれにしても、再三にわたる完璧なチョークに耐え続けたデルフィノに対して、驚きと称賛の声があがった。

 日本人の強豪もひしめくフライ級での初戦を快勝で飾った竹中。試合後には「2ラウンドでキメキレズに、3ラウンドでトレテヨカッタデス…」と、思わぬ苦戦に調子が狂ったのか、何故かカタコトの日本語でインタビューに応じる一幕も。「なんでカタコトなの?」と一瞬コメント欄がざわついたが、試合後に本人はSNSで「隔離期間の影響なのか、何故かめちゃくちゃカタコトに…」と理由を説明していた。

(C)ONE Championship

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